「カイロス」シン・グの正体が明らかに…思いがけない展開に衝撃

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「カイロス」放送画面キャプチャー
シン・グの正体が明らかになり、衝撃を与えた。

12月1日に韓国で放送されたMBC月火ドラマ「カイロス」第10話では、ハン・エリ(イ・セヨン)の母親クァク・ソンジャ(ファン・ジョンミン)が、ユジュン建設の会長ユ・ソイル(シン・グ)に受けた脅迫のため、逃亡していたことが明らかになった。

前回の放送では、謎の事故で目が覚めない未来のキム・ソジン(シン・ソンロク)の姿と、ソ・ドギュン(アン・ボヒョン)が霊安室で向かい合ったカン・ヒョンチェ(ナム・ギュリ)の遺体を見ながら泣き崩れ、これからの展開に好奇心を刺激した。また、過去のソ・ドギュン自身との通話で驚きを隠せなかった彼の姿は、視聴者に新鮮な衝撃を与えた。

この日の放送で、ソ・ドギュンは“タイムクロッシング”で死んだカン・ヒョンチェを生かすことができるという希望を持つ。キム・ソジンの携帯電話を見て、10時33分にだけ過去と繋がるという規則を発見したのだ。ソ・ドギュンは、未来のキム・ソジンであるふりをして、過去のハン・エリにカン・ヒョンチェと娘のキム・ダビン(シム・ヘヨン)まで死ぬことになった事故について伝え、イ・テッキュの殺害まで頼み、予測できない展開に持ち込んだ。

一方で、メッセージを受けたハン・エリは、一変した未来のキム・ソジンの態度に、相手が本当のキム・ソジンなのか疑いを持ち始めた。イ・テッキュと2人きりで会ったら危ないと警告していたキム・ソジンが、彼の殺害を頼むはずがないと判断したのだ。ハン・エリは、過去のソ・ドギュンに偽の情報を流し、未来のソ・ドギュンにその情報について問い返す方法で逆利用した。結局、ハン・エリの計画どおりソ・ドギュンが罠にはまり、スリリングな展開が繰り広げられた。

放送の終盤には、ユジュン建設の会長ユ・ソイルの素顔があらわれ、もう一度思いがけないエンディングで、ストーリーの展開に対する関心を高めた。

先立って、クァク・ソンジャはキム・ジンホ(コ・ギュピル)に何かの物を送り「身辺の問題が生じたらマスコミと検察に送って欲しい」と頼んでいた。クァク・ソンジャの病室を訪れたユ・ソイルは「君の命の価値がどこにあるんだ?」とし、録音ファイルの行方を追及して手に汗を握らせた。今まで慈愛に満ちていたユ・ソイルの本性は、視聴者に大きな衝撃を与え、これからの激しい対立を予告した。キム・ソジンとハン・エリは、思いがけない危機を乗り越えることができるか注目が集まっている。

このように「カイロス」は、ユ・ソイルが今まで隠してきた本来の姿をさらけ出し、衝撃的などんでん返しでお茶の間を熱く盛り上げた。果たしてユ・ソイルがクァク・ソンジャを脅迫する理由とは何なのか、クァク・ソンジャが隠した録音ファイルの正体とは何か、これからの展開に期待が高まっている。

記者 : イ・ミンジ