「模範刑事」チャン・スンジョ、ソン・ヒョンジュとの共演に“多くのことを学ぶことができた”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=Blossom Story、JTBCスタジオ
代替不可能な模範刑事オ・ジヒョク、チャン・スンジョが人生キャラクターを更新した。

最近、総合編成チャンネルJTBC月火ドラマ「模範刑事」の放送が終了した。最終回の視聴率は全国7.5%、首都圏8.5%(視聴率調査会社ニールセン・コリア有料世帯基準)を記録し、5週連続月火ドラマの中で1位をキープして終了、有終の実を飾った。

オ・ジヒョク(チャン・スンジョ)は最後まで模範刑事として劇を輝かせた。粘り強く捜査して事件を解決する刑事オ・ジヒョク。チャン・スンジョはオ・ジヒョクを完璧に演じ、模範刑事として残した。

オ・ジヒョクは抜群の能力を持つ刑事だった。知能とアクション両方とも完璧な人物だったし、チャン・スンジョはそのような彼を現実に必要な“現実ヒーロー”として完成させた。チャン・スンジョの演技とキャラクター、そしてビジュアルまで3拍子がそろった結果とし、視聴者は“現実オ・ジヒョク”を願う気持ちで劇に集中した。

彼の被害者家族としての叙事も、チャン・スンジョを通じて深くて濃い余韻を残した。最終回で父親を殺害した容疑者から謝罪を受けて流した涙は視聴者を泣かせ、感情を同化させる俳優の力を感じさせた。アクションから感情、ロマンスまで模範的な熱演を披露したチャン・スンジョにとってオ・ジヒョクは、新しい人生キャラクターになった。代替不可能な俳優として位置を固めた彼の新しい活躍に、期待が集められている。

チャン・スンジョが人生キャラクターであるオ・ジヒョク、そして「模範刑事」のすべてについて直接答えた。

――「模範刑事」の放送が終了した感想を教えてください。

チャン・スンジョ:寒い冬、すべての俳優とスタッフの方々が情熱を燃やして作った作品で、暑い夏にたくさん愛されてとてもありがたい時間でした。強力2チームの物語が終わるのが残念で、みんな忘れられなくなると思います。

――主演として大人気を得た作品なので、感慨が格別みたいですね。

チャン・スンジョ:何よりも月曜日を待ってくださった方々が多かったようで、周りの知人から「模範刑事」が面白いと言われた時、とても嬉しかったです。その作品の1人の人物ということに感謝しました。

――ラグジュアリーエリート刑事というキャラクター設定が斬新でしたね。特別に準備したり、演技に重点を置いた部分がありますか?

チャン・スンジョ:“ラグジュアリー刑事またはエリート刑事”にとって最も大事なのは「表さないこと」でした。“フリ”をしたくなかったですし、かっこよく見えるのが嫌だったんです。オ・ジヒョクはすでにトラウマがいっぱいで、どうしても埋め尽くすことができない虚しさがありました。なので、ただ僕が自然に演技して、やるべきことに集中する人物として見えたらいいなと思いました。

――オ・ジヒョクの変化も目立ちました。最初は冷静に見える姿からカン・ドチャンとパートナーになってからの変化と、オ・ジヒョクの事情が明かされた後に表に出した感情など、変化していく過程と隠された事情をどのように表現しようとしましたか?

チャン・スンジョ:新しいキャラクターに会うたびに、その人物の見える部分と隠されている裏面を探そうとします。オ・ジヒョクはその中に、いろんな話を持っていました。そのような部分を表さなく、ただ持っているものだけでも、いろんな姿を見せることができたようです。最終的に本物のオ・ジヒョクという人物は、子供時代から自分自身も知らなかった姿を知人たち、特にカン・ドチャン(ソン・ヒョンジュ)兄さんを通じて少しずつ探していたんだと思います。多分、今もそうみたいです。よい人々が傍にいるから。

――パートナーであるソン・ヒョンジュさんとの共演はどうでしたか?

チャン・スンジョ:撮影初期に「先輩、このようにしてもいいですか?」と聞いたら、「もちろん~気楽にしてよ」と言ってくださり、その一言が最後まで力になったみたいです。「愛するスンジョ」と激励してくださったり、どんなアクションをしてもその中で全部受け入れてくださって、俳優として楽しい作業がてき、たくさん感じて悟って学ぶことができる時間でした。それで人々が「ソン・ヒョンジュ~ソン・ヒョンジュ」と言うんだなと思いました(笑)。

――劇中のアクションシーンも話題でしたが、エピソードはありますか?

チャン・スンジョ:アクションシーンでは怪我をしないことが最優先でした。誰かが怪我したらそれは事故になるので、監督からいつも「オ・ジヒョク、ジャンル物大変でしょ? アクション多すぎるよね?」と聞かれると、「いいえ、とても面白いです」と答えてました。これからもチャンスがあったら、たくさんやってみたいジャンルだと話しました。

エピソードはパク・ホンドゥ(ソン・ジェフィ)を捕まえるシーンで走りすぎて、家に帰る時にちゃんと歩くことができない状態になり、「こんなに体力がなかったのか」と自分自身に衝撃を受けたんです。それでその後、毎日スクワットをして体力を強化した結果、違うシーンを撮影する時には以前より気楽に撮影することができました。

――最も記憶に残るシーン、ドラマの名場面を選んでください。

チャン・スンジョ:僕が出演したシーンは全て記憶に残っています(笑)。見ていろんなことを考えるので。名場面は強力2チームの刑事たちのシーン、違う色でそれぞれの話をしている姿がたまには不自然に見えますが、人間的で義理で集まったその絆が、模範刑事になっていく過程をよく見せることができたと思います。

――演技と共に顔天才などビジュアルも話題になりましたね。視聴者の反応に対する感想はありますか?

チャン・スンジョ:良い反応に感謝しています。

――放送の終了後に感じた「模範刑事」とは?

チャン・スンジョ:いつも作品をするというのは勇気であり、挑戦であり、懸念ですが、「模範刑事」を通じてまた別の挑戦を夢見て、前に進むことができる大きな勇気になりました。良い先輩と同僚の方々と一緒に、強力2チームで再会したいです。

――これからの活動計画は?

チャン・スンジョ:新しい挑戦のために怖いですが勇気を出すことです。

最後に大変で厳しい時期に「模範刑事」を愛してくださり心より感謝し、その愛情が大きく感じられて、2ヶ月という時間がとても短く感じました。ありがとうございます。

記者 : チョン・ジヒョン