Red Square、1stシングル「PREQUEL」をリリース…5人組として再デビュー“待ち遠しかった”

TVREPORT |

写真:キム・ジェチャン
「かけがえのないK-POPのランドマークになります!」

第4世代の新人ガールズグループのデビューが続いている。Red Squareは、音楽がある“スクエア”という空間をRed Squareだけの色で染め、代替不可能なK-POPの“ランドマーク”のような存在になることを夢見ている。

Red Squareは、5月19日に1stシングル「PREQUEL」を発売し、デビューした。5月25日にソウル江南(カンナム)区TVレポートの社屋で会ったRed Squareは、デビューに当たって緊張と期待が隠せない様子だった。

グリーンは「デビューしてまだ1週間も経っていない。そろそろ1週間になるが、ようやく実感できている。さらに緊張し、プレッシャーも感じる」と打ち明けた。

チェアは「期待もありとても楽しかったが、ステージをやっていると欲も出てきた。もっと上手くやりたいし、さらに良い姿をお見せしたい気持ちがあるので、より頑張れる」と意欲を見せた。

Red Squareはグリーン、ボミン、アリ、チェア、リナで構成された5人組ガールズグループだ。メンバーのうち、グリーン、アリ、チェア、ボミンは2017年にガールズグループGOOD DAYとしてデビューし、今回Red Squareとして再デビューした。すでにステージ経験があるメンバーが4人もいるので、Red Squareは準備ができている新人とも言える。

ボミンは、再デビューに対するプレッシャーを打ち明けながらも「デビューした時、ステージの楽しさを知ったので、Red Squareとしてのデビューが待ち遠しかった」と告白した。グリーンは「時間が経ったのでより成熟した姿、成長した姿を見せようと努力した」と語った。

リナは、Red Squareの中で唯一デビューの経験がないメンバーだ。ニューフェイスであるリナに注目が集まるのも当然かもしれない。リナは「Red Squareのデモ曲を歌っていたが、それがきっかけでグループに合流した」と、メンバーになった過程を打ち明けた。

Red Squareのデビュー曲「Colorfull」は、個性を失ったまま生きている人々に「それぞれ持っている個性を大切に守っていこう」というメッセージを込めたナンバーだ。

アリは「Colorfull」について「『I can be pink. I can be purple』という歌詞で『私たちはすべての色になれる』というメッセージを届けている。その通りに、『Red Squareが、人々に色を探してあげる』というメッセージも一緒に届けている曲だ」とし「中毒性もあり、リスナーそれぞれが違うポイントを挙げるのも特徴だ」と伝えた。

「それぞれの個性を大切に思おう」というメッセージを発信しているRed Squareが思う、Red Squareだけの個性について質問すると、ボミンは「難しくなく、はっきりとしていて鮮やかなメロディー、パフォーマンスで多くの人々が親しみを持てるのが私たちだけの魅力だ」と答えた。

アリは「多彩な色を持っているだけに、多くの人々に曲でメッセージを表現するのもRed Squareの魅力だと思う」と付け加えた。

人々がそれぞれ違うところを挙げるというポイントが「Colorfull」の特徴であるだけに、メンバーたちのおすすめポイントも違っていた。チェアは「人々が最も先に見るのはダンスだと思ったので、“カル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)”を頑張って準備した」とし「途中でワッキングダンスを披露する部分がある。歌は希望的だけど、ダンスは力強い」とパフォーマンスを強調した。

リナは「カリスマ性溢れる前半と違って、明るい雰囲気に変わるところも注目してほしい」と言った。アリは「メンバーの声がそれぞれ個性的だ。声色もチェックしてほしい」と伝えた。

「Colorfull」のミュージックビデオは、メンバーたちが目を隠しをして登場したり、顔が見える場面をぼかしたりしているところが興味深い。顔を広く知らせないといけない新人としては異例の選択だ。

これについてチェアは「目に見える姿ではなく、伝えたいメッセージ、歌に隠されている意味を中心に見てほしいと思い、顔を出さずにミュージックビデオを撮ることになった」と伝えた。

「それでも、顔が出ないことが残念ではないか」と質問すると「残念だったが、これから見せられる姿のほうがもっと多いので」と答え、次の作品への期待を高めた。また、「新人がミュージックビデオで顔を隠したのも初めてだと思う。これも私たちだけの個性だと言えるだろう」と言って笑った。

woo!ah!が5月13日にデビューしたことに続き、SECRET NUMBERがRed Squareと同じ日にデビューした。もう1組の新人ガールズグループweeeklyもデビューを控えている。これらのグループと差別化した、Red Squareだけの魅力は何だろうか。

ボミンはメンバーたちと過ごした4~5年間の練習期間に触れ「新人とは思えない貫禄」と答えた。グリーンは慎重な口調で「音楽番組に出演した時、私たちは背が高いほうだった。カメラに大きく映るので、成熟した魅力が引き立った。成熟した魅力も他のグループと差別化した部分ではないだろうか」と答えた。

ロールモデルについて質問すると、アリはApinkを挙げた。アリは「Apink先輩は、親しみやすいメロディーで人気を得た。Red Squareも親しみやすいメロディー、パワフルなパフォーマンスで愛されたい」と伝えた。また「メンバーの絆が強く、長い期間活動しているところも尊敬している」とし、Apinkへの尊敬の気持ちを表した。

「Colorfull」で音楽界に登場したRed Square。ボミンは「今回の活動を通じて、Red Squareを多くの人々に印象付けることが目標だ」と強調した。チェアは「“信頼して聴けるRed Square”という修飾語がほしい」と言い、笑顔を見せた。

記者 : イ・セビン