20代女優の父親、詐欺の疑いに反論「警察は嫌疑なしと判断…私たちも告訴する」

Newsen |

20代女優の父親B氏が詐欺の疑いで警察の取り調べを受けたという事実が知られた中、B氏が反論を提起した。

ソウル松坡(ソンパ)警察署が昨年10月、不動産関連会社を経営している女優の父親B氏を詐欺、私文書偽造の疑いで取り調べたという事実が23日に一足遅れて伝えられた。

告訴人C氏によると、知り合いのB氏がホテル関連の株式会社を土木会社に育ててあげるとし、2018年4月に法人通帳、個人印鑑、印鑑証明書などを渡したが、B氏が同年12月に会社の株式を任意で一部処分し、被害に遭ったという。C氏によると、この他にもB氏はC氏の職印を押印し、虚偽で2億6000万ウォン(約2260万円)相当の借用証を作成した疑い、C氏の会社の資金約9000万ウォン(約785万円)を流用した疑いもあるという。

これに対し、B氏の弁護を担当する法定代理人は24日、Newsenに「事実かどうかとは関係なく、何の関係もない娘が被害を被る状況を残念に思っている」とB氏のコメントを伝えた。同日、誣告罪でC氏を告訴する予定だという。

B氏の弁護人は「C氏に対する告訴状を今日受け付ける予定で、先ほど正式に事件を送致したという通報を受けた。警察では依頼人の疑いについて嫌疑なしで事件を検察に送致した」とし「私たちも誣告罪として告訴を準備していた。警察に負担を与えないため結論が出た後、提出しようとした」と説明した。

警察の捜査がB氏に対する嫌疑なしという結論が出た中、B氏の弁護人は「告訴人C氏の主張は事実ではない」とし「警察では依頼者の主張が正しいという判断を下した」と反論した。

弁護人は「元々、依頼者がある会社からアイスリンク事業の発注を受け、工事を進めようとしていた。その状態で告訴人C氏に「会社を渡すから、アイスリンク事業に参加させてほしい」と頼まれた後、公認認証書の入ったUSBまで丸ごと渡された。その状態で経営権を任せられたと思って仕事を進めていたところ、ホテルの分譲事業をしていたC氏が詐欺の疑いで告訴される危機に置かれ、困難な立場になった。それで色々な問題があるから株主の名義を変更してほしい言われた。それで本人の承認を得て株式を譲渡したのだ」と明らかにした。

続けて職印捺印の疑いなどについては「これに対する部分は二人がやりとりしたカカオトークの会話の内容を証拠として持っている」と伝えた。

記者 : パク・アルム