チャン・ヒョンソン、映画「Kill Me Now」主演に抜擢…演劇に続く感動のストーリーを予告

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写真=YG ENTERTAINMENT
俳優チャン・ヒョンソンが、演劇に続き映画にも出演する。

4月20日、所属事務所のYG ENTERTAINMENTによると、チャン・ヒョンソンは映画「Kill Me Now」(監督:チェ・イクファン)」の主演に決まり、先月末から春川(チュンチョン)で本格的な撮影に入ったという。

映画「Kill Me Now」は、先天的な障害により生涯世話を受けてきたが、これからは成人になりたい少年と、息子のために自身の人生を諦めて献身してきたが、これ以上はそうすることができない父の葛藤を中心にした映画である。人間らしい生き方と尊厳、真の理解を描く。特に映画全般を江原道(カンウォンド)春川で撮影して、ストーリーの流れに沿って変化する春川の美しい四季を収める予定だ。

劇中でチャン・ヒョンソンは家族と恋愛のバランスを取るのが難しい40代の父チャン・ミンソク役を務めて、柔らかいカリスマ性を見せる予定だ。演劇「Kill Me Now」でも同じ役を務めて好評を得たチャン・ヒョンソンが、スクリーンを通じてどんな新しい姿を見せるか期待を高めている。

チャン・ヒョンソンは「演劇をしながら感じた熱い感動をもっと多くの人々に見せたかった。演劇『Kill Me Now』が映画化されると聞いて、誰よりも先に歓迎したのもそのためである。映画を通じて温かい励ましを伝えることができれば嬉しい」と伝えた。

チェ・イクファン監督は「演劇『Kill Me Now』を通じて感動を与えたチャン・ヒョンソンは、ストーリーに対する理解度が高い上、自然に相手俳優と空間を包み込む柔らかいカリスマ性を持っている。どんなストーリーも本物の人生のように感じさせる彼が、映画の中心に必ず必要だった」とキャスティングの背景を説明した。

映画「Kill Me Now」は、カナダの劇作家ブラッド・フレイザーの同名の演劇を原作にした作品。「Kill Me Now」は世界中で盛況裏に上演され、韓国でも2016年の初演の後、2019年までに3回にわたる上演を通じて完売を記録し、口コミで客席を広げてきた秀作とされている。性と障害など容易ではないテーマを率直で大胆に紡ぎ出しながら、コミカルなタッチと感動的な展開で大衆性まで確保したという評価を得た作品である。映画「Kill Me Now」は2020年下半期に韓国公開を予定している。

記者 : ファン・ヘジン