イ・ボヨン、新ドラマ「花様年華」の見どころを語る“青春を振り返る…90年代の要素が多くて面白い”

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写真=「COSMOPOLITAN」
女優イ・ボヨンが同じ道を歩んでいる仲間の女優たちについての考えを述べた。

2年ぶりにtvNの新しいドラマ「花様年華 - 人生が花になる瞬間」でカムバックするイ・ボヨンのグラビアが、マガジン「COSMOPOLITAN」4月号で公開された。

イ・ボヨンはドラマの内容が同名の映画と関連しているのかという質問に、「映画とは関連していません。『人生で最も美しく幸せな瞬間』を意味する四字熟語の花様年華の意味をそのまま盛り込んだものです。20代に狂ったように愛し合っていた二人が、環境のせいで仕方なく別れて、再会する話です。初恋の人に再会することで、青春の時間を振り返るのです」と、新しい作品を紹介した。

また、劇中のキャラクターである“ジス”と“ジェヒョン”の20代の頃を演じたチョン・ソニとGOT7のジニョンについて「二人とも健全でピュアで、学校にあんな先輩とあんな子がいれば楽しかっただろうなと思いました。若いスタッフに、『最近大学に行ったらジェヒョンのような先輩がいるの?』と尋ねたところ、『そのような人たちはとっくにJYPが連れて行ってしまっていない』と言われました。」と、作品と仲間、そして後輩俳優に対する愛情を表わした。

イ・ボヨンは「PC通信のハイテルやポケットベル、MT(Membership Training)、農村活動など、90年代を表す要素がたくさん登場するのも、おもしろい見どころだと思います。私も90年代を経験した世代なので、その当時のことをたくさん思い出しました。『あの時はああだったな』というように」と、新しいドラマの視聴ポイントについて教えてくれた。また1990年代には、「最近のように曖昧に友達以上、恋人未満の関係にはならずに、好きならば無条件に直進しました。今ではメッセージひとつさえあれば会うことができますが、あの当時は相手に一度会うために、長い時間かけて努力しました。電話やポケットベルで連絡をすると、今のようにメッセージを数回やりとりするよりも、直接的な交流が行き来したのです。携帯電話がまだなかったので、自宅の電話でのみで通話することができましたが、家に電話するほどであれば、すでにかなり発展した関係を意味していました」と、当時の恋愛を描写した。

「花様年華」の中では、1990年代の、映画が流行した時代背景を垣間見ることができる。実際にイ・ボヨンの90年代はどうだったのかという質問に、彼女は「今のようにシネマコンプレックスがなく、鍾路(チョンノ)やソウル劇場でディズニー映画をたくさん見ました」と回想しつつ、「最近は娘のためにディズニー映画をまた見始めましたが、時代がとても変わったみたいです。振り返ってみると、昔のプリンセスはとても受動的です。プリンセスがみんなプリンスにさえ会えばいいのです。ムーランでさえ『良い人と結婚をしないと。男の目にかけられる必要がある』などの歌詞を歌います。白雪姫は、歌だけ歌って掃除も動物たちがしてくれて、寝ていると王子様が来てキスをしてくれました。目が覚めると二人は馬に乗って去っていきました。眠れる森の美女もずっと寝ていて歌だけ歌って、王子様にキスをしてもらって目を覚ましました。だから娘に見せるのは用心深いんですよ」と、娘への愛情を表わした。

また、最近キム・テヒ、キム・ヒソンなどの“お姉さんたち”と言われる同僚女優たちがたくさん復帰するのを見て、絆を感じることがあるかという質問には「一昨年に『ミスティ』のキム・ナムジュさんを見ながら、このようなことを考えました。私の娘が成長して『私のお母さんはあんな仕事をしている』と言うことができるように、活動したいと思うんです。性別に関係なく、俳優は年齢をとるに伴って演じることができるジャンルが減ってしまいます。しかし、今は良い先輩たちの例がたくさんあるので、私も年を重ねても活動する自信ができました。かつては実際にそれが難しい雰囲気だったでしょう。頑張っているロールモデルが前にいるので、これからも演技をすることができるという期待を感じます」と答えた。

記者 : イ・スンギル