Vol.2 ― U-KISS スヒョン、最新J-POPはジャニーズもチェック「Snow ManとSixTONES…いろんなジャンルに挑戦していきたい」
Kstyle |
昨年、9月1日に軍服務を終えて除隊したU-KISSのリーダー・スヒョン。自身の誕生日である3月11日に最新シングル「Start Again」をリリースし、本格的にソロ活動をスタートさせる。タイトルが示すとおり、再スタートへの思いを込めた新曲のリスニングポイント、除隊して改めて感じたファンへの想いなどを、たっぷりと語ってくれた後編をお届けする。
【インタビュー＆プレゼント】Vol.1 ― U-KISS スヒョン、本日誕生日にシングルをリリース！最近覚えた日本語？“アニメ「東京喰種トーキョーグール」で…”
スヒョン：僕の気持ちと重なる部分がたくさんあるんですけど、「ひとは誰でも 一度は別れを知って 愛の意味に気付く」という歌詞は、軍隊にいた時の気持ちとすごく重なりました。離れていると、よりファンの方の大切さに気が付いて、愛の意味がもっとわかったんです。
いつもそばにいたから、当たり前に思っていたけど、何年か離れてみて、そばにいるときが一番幸せだったんだなって。だからこそ、またここからリフレッシュして、もっとKISSmeに優しくしたい。スヒョンのすべてを皆さんにお見せしたいという気持ちが強くなりました。
――タイトルを聞いた時は、スヒョンさん自身の再スタートを歌った曲かと思ったのですが、ラブソングだったのは、KISSmeとの再スタートの曲だからなのですね。
スヒョン：そうですね。これからお互いの愛をもっと大きく育てるために一緒に行こうという曲です。本当に歌詞の部分、部分に僕の気持ちがちゃんと込められていて、歌う時も自然と感情がこもるから、ファンの皆さんにも僕の気持ちが伝わるんじゃないかと思います。
スヒョン：日本のアーティストさんは、あまりラブシーンはやらないですか？
――どうでしょうか……。KISSmeにそのことを指摘されたら、なんと説明しますか？
スヒョン：実は、もうファンの皆さんには大阪のライブの時に説明したんですよ。新曲の紹介をするコーナーがあって、一緒にティーザーを見たんですけど、皆さんのコメントがすごかったです（笑）。「女性はいらない」「もういいから」って（笑）。
でも、僕だから許された部分はあると思います。「これは曲とPVの流れなんだよ」「女優さんはいるけど、相手はKISSmeだと思って演じたよ」って。そして「僕の演技がうまかったら、もっと嫉妬するかもしれないけど、演技がヘタだから大丈夫」って言ったら、ファンの皆さんも「たしかに」って（笑）。
――実際に完成した映像を見てみて、いかがでしたか？
スヒョン：女優さんが近づいてきた時の僕の表情をファンの皆さんがキャプチャーしてSNSにアップしたりとかしていたんですけど、自分で見ても顔がひきつっていました（笑）。今はこうやって女性スタッフさんも周りにいますけど、その時は本当に久しぶりに会う女性の人間……って感じで（笑）。
すごく緊張していたのに、本当に恋愛しているみたいな演技をしなくてはいけなかったんですよ。だから汗が出てすごかったです（笑）。でもフルバージョンのPVは、もっと接近しているから、またファンの皆さんに説明をしなきゃいけなくなるかもしれません（笑）。
スヒョン：長く同じものを使っているんですけど、電動ブラシの少し高いやつです。僕は身体のパーツの中でも歯をすごく大切にしているので、ケアはしっかりしています。歯磨きも長いほうですね。周りの人がやりすぎだっていうくらい、鏡を見ながら5～7分くらいかけて、ゆっくり磨いた後、デンタルフロスも使って、最後は洗口液でうがいもします。
――カップリング曲の「 I Cannot Let You Go」は、英歌詞にソロとして初めてチャレンジした曲ですが、レコーディングはいかがでしたか？
スヒョン：スタッフさんから「スヒョンの新しい姿をファンの皆さんにお見せしたらどう？」と提案されて、僕自身も新しい挑戦がしてみたいなと思ったので、英語曲に初挑戦することになったのですが、やっぱりすごく大変でした。「Start Again」のPVを撮影する日の前々日にレコーディングだったのですが、「Start Again」は歌うシーンを撮るために歌詞を覚えなくてはいけなかったんですね。でも先にレコーディングをしなくてはいけないから、一旦「Start Again」のことは置いておいて、「 I Cannot Let You Go」に集中することにしました。
やっぱりポップソングには特有の流れるような歌詞の雰囲気があるので、それを自然にやりたくて練習をしましたが、今までやってこなかったスタイルだから結構難しかったんです。でも、頑張って、歌詞の意味を伝えることにも気をつかってレコーディングしたら、自分が思っていたよりもいい感じに仕上がりました。プレッシャーがすごくあったけど、苦労した甲斐がありましたね。
「J-POPのスタイル、バラードをカバーするのが好き」
スヒョン：あ～、もうスヒョンの人生の一部って感じの存在です。本当に大切です。すごくつらい時、大変な時も、顔を見たら幸せな気持ちになります。最近は会える機会が少ないので、ビデオ電話で会話するのですが、本当に力が出ます。「おじさん、会いたいよ～。早く会いに来てください」なんて言われると胸キュンです（笑）。今は結構、大きくなったので、会話もできるようになりました。
姪っ子は僕のお父さんが大好きで「おじいちゃん～」って甘えていますが、甥っ子は僕のことが大好きで、いつも僕の映像やPVもチェックしています。お母さんに「おじさんのPV見せてください」っておねだりしているそうです。
――では、今回の「Start Again」も見るのですね。どんな反応か楽しみです。
スヒョン：実は、もう見せたんですよ。フルバージョンを見せたら「え～い！ おじさん」って冷やかすような顔をして（笑）。ほんとうにかわいいです。
――なにかを買ってあげたりも？
スヒョン：もちろんですよ！ でも、小さい頃はなんでも好きなものを買ってあげていたんですけど、それがあたりまえになるとクセになってよくないので、今はいろいろと説明をしながらにしています。例えば宿題をちゃんとやったらとか、お母さんのお手伝いをやったら買ってあげるとか。
――ほとんど親の気持ちですね（笑）。では、もしスヒョンさんが家庭を作るなら、子どもは何人くらいほしいですか？
スヒョン：少なくとも3人。末っ子が女の子で、お兄ちゃん2人が妹を守ってあげるって感じがいいです。
スヒョン：う～ん、なにがあるかな。あっ！ 驚いたのが防弾少年団の人気です。全世界で人気だっていうのは知っていましたが、日本でもすごいなって。僕が兵役に行っていた2年間でとんでもないことになってました。あと、最近Snow ManとSixTONESがデビューして人気がすごいとか、流行っている曲だったりとか、日本の音楽市場をリサーチしています。
――最近の日本音楽についても、とてもお詳しいですね。
スヒョン：そういう流れを見ながら、今後の自分の活動にも活かしていきたいし、ジャンル的にもいろんなものに挑戦したいと思っているので。最近はJ-POPのスタイル、特にバラードをカバーするのが好きなんですけど、僕の新曲「Start Again」も、どこか日本のドラマのOSTっぽいなって感じたんです。日本のドラマに合うなって。
――それはアピールしていますか（笑）？
スヒョン：連絡お待ちしています（笑）！
スヒョン：当たり前の答えになってしまいますが、KISSmeの皆さんに会っている時が幸せです。大阪のライブの時、すごく幸せだって感じました。
――KISSmeのどんな表情や言動を見ると幸せを感じますか？
スヒョン：僕の名前を呼んでいる時の表情が好きで、すごく幸せです。生まれてよかったなって思います。
――最後にKstyle読者にメッセージをお願いします。
スヒョン：いつもU-KISS、スヒョンを気にかけて取材してくださってありがとうございます。そして読者の皆さん！ 兵役を無事に終えて、これから日本の活動を通じてたくさん会えると思います。今いないメンバーの分まで、リーダーとして、KISSmeのためにもっと頑張りますので、ぜひたくさん応援よろしくお願いします。僕を信じてついて来てください！
取材：安部裕子／撮影：朝岡英輔
■リリース情報
3rdシングル「Start Again」
2020年3月11日発売
＜収録曲＞
01 Start Again
02 I Cannot Let You Go
03 Start Again （Instrumental）
04 I Cannot Let You Go （Instrumental）
＜DVD＞
01 「Start Again」 Music Video
02 「I Cannot Let You Go」 Recording Making Film
■関連リンク
U-KISSオフィシャルサイト：https://u-kiss.jp/
記者 : Kstyle編集部
