大ヒットの予感?ソン・ジュンギ&ヒョンビン&パク・ソジュンも…今年公開を控えた映画の注目ポイントは
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昨年映画「悪人伝」(監督:イ・ウォンテ)、「ブラックマネー」(監督:チョン・ジヨン)などを公開して損益分岐点を突破、安定的に映画市場に定着した新生配給会社Acemaker Movie Worksは、今年なんと10本の映画を準備中だ。
一番最初に観客に披露された映画は俳優アン・ジェホン&カン・ソラ主演の「シークレット・ジョブ」(監督:ソン・ジェゴン)である。倒産寸前の動物園に満を持して園長として赴任した弁護士テス(アン・ジェホン)と、売られた動物の代わりに動物として勤務することになった従業員たちの奇想天外な「動物園立て直しプロジェクト」を描いた物語だ。奇想天外な設定が際立つ異色のコメディジャンルで、1月15日に韓国で公開された。
続いて俳優キム・ムヨル&ソン・ジヒョ主演の「ドーター」(仮題、監督:ソン・ウォンピョン)が出撃する。韓国で3月公開予定とされているこの映画は、行方不明になった後、25年ぶりに家に戻ってきた妹ユジン(ソン・ジヒョ)、慣れない彼女を不審に思いながら見守る兄のソジン(キム・ムヨル)とその家族の間で繰り広げられるストーリーを描いたミステリースリラーで、親しみやすいイメージのソン・ジヒョの新たな姿を見ることができると期待が高まっている。

この他にもチョ・ジヌン&ペ・スビン主演の「クローズ・トゥ・ユー」(監督:チョン・ジニョン)、ペ・ソンウ&チョン・ガラム主演の「出張捜査」(監督:パク・チョルファン)、キム・ユンソク&ペ・ドゥナ主演の「ウイルス」(監督:カン・イグァン)、チョ・ジヌン&チェ・ウシク主演の「警官の血」(監督:イ・ギュマン)、キム・ガンウ&ユ・インナ&ユ・ヨンソク&イ・ヨニ&イ・ドンフィなどが出演する「ニューイヤー・ブルース」(監督:ホン・ジヨン)、チョンウ&キム・デミョンの「汚れた金に手を触れるな」(監督:キム・ミンス)、チョン・ウヒ&シン・ハギュンの「死を告げる女」(監督:チョン・ジヨン)など、今年の公開が計画されている作品がある。コメディ、犯罪物、スリラー、サスペンス、ロマンス、様々なジャンルを披露する。

MEGABOX PLUS M(以下MEGABOX)は、開始から強烈だ。2月に韓国で公開予定の「藁にもすがる獣たち」(監督:キム・ヨンフン)には、女優チョン・ドヨンをはじめ、チョン・ウソン、ペ・ソンウ、チン・ギョン、ユン・ヨジョン、シン・ヒョンビン、チョン・ガラム、パク・ジファン、キム・ジュンハン、ハ・ドンウォン、ペ・ジヌンなどの有名俳優たちと映画界が注目する新鋭が集まった。映画は人生最後のチャンスであるお金が入ったかばんを自分のものにするために、“最悪の一発”を計画する平凡な人間たちの物語を描いて、実験的な犯罪劇の誕生を予告した。先立って「工作 黒金星と呼ばれた男」「悪女/AKUJO」などが招待されたことがある「第49回ロッテルダム国際映画祭」のタイガー競争部門に招待され、いち早く作品性が認められた。

スター監督たちも陣を取った。イ・ジュンイク監督は、映画「玆山魚譜」(監督:イ・ジュンイク)でソル・ギョング、ピョン・ヨハンと一緒に今年映画界に出撃する。イム・スンレ監督は俳優ファン・ジョンミン&ヒョンビンと「交渉」(監督:イム・スンレ)を準備しており、イ・ビョンホン監督も「ミッドナイト・ランナー」のパク・ソジュンと「ドリーム」のプリプロダクション(撮影前の作業)を進めている。俳優ソン・ジュンギとイ・ヒジュンは映画「ボゴタ」(監督:キム・ソンジェ)のプリプロダクションを進めている。
他にもユン・ゲサン&パク・ヨンウ主演の「スピリットウォーカー」(監督:ユン・ジェグン)、シン・ミナ&イ・ユヨン&イ・キュヒョン主演の「ディーバ」(監督:チョ・スルイェ)などが用意されている。

リトルビッグピクチャーズの2020年の幕開けを知らせる作品は、1月22日に公開された「MR.ZOO:消えたVIP」(監督:キム・テユン)である。「SP 国家情報局:Mr.ZOO」は、国家情報局のエース要員テジュ(イ・ソンミン)が突然の事故で、あらゆる動物の言葉が聞こえるようになり、繰り広げられる事件を描いたコメディで、俳優イ・ソンミンとキム・ソヒョン、ペ・ジョンナムが団結した。劇中登場する軍犬アリの声はシン・ハギュンが演じ、見たことのない新鮮な笑いを予告していた。


それだけでなく、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ユジョンという特別な主演のミステリースリラー「第8日の夜」(監督:キム・テヒョン)とアニメ「テイル」(監督:ホン・ジュンピョ)、「劇場版ミニ特攻隊:恐竜キング ディノ」も観客を待っている。

昨年設立されたメリークリスマスは、最初の配給映画「僕の中のあいつ」(監督:カン・ヒョジン)で損益分岐点は超えたが、その後公開した「ロマン」(監督:イ・チャングン)、「量子物理学」(監督:イ・ソンテ)は大きなヒットにはならなかった。2020年は大作映画「スペース・スウィーパーズ」(監督:チョ・ソンヒ)でヒットを狙う。
「スペース・スウィーパーズ」は、韓国映画初の宇宙を背景にしたブロックバスター映画だ。ソン・ジュンギとチョ・ソンヒ監督が「私のオオカミ少年」以来7年ぶりに再会し、俳優キム・テリとチン・ソンギュ 、ユ・ヘジンなどが総出動して、2020年の韓国映画界最大の期待作の一つになっている。
「軍艦島」以来3年ぶりにスクリーンにカムバックするソン・ジュンギは、お金になることは何でもするが、いつもお金のない勝利号のパイロット、テホ役を演じる。昨年離婚のニュースで芸能界に大きな衝撃を与えた彼の復帰作であるだけに、人々の関心が高い。映画「お嬢さん」「1987、ある闘いの真実」「リトル・フォレスト」、ドラマ「ミスター・サンシャイン」などで、着実にフィルモグラフィーを積み上げているキム・テリは、勝利号を導く船長を演じる。
チョ・ソンヒ監督によると、「スペース・スウィーパーズ」の構想には約10年かかったという。制作陣は「果てしなく広がる宇宙を背景に、これまでになかった見どころとストーリーで一風変わったSF大作を披露する予定だ」と明らかにして、韓国映画界に新たな境地を開くことができるのか、期待されている。
・ソン・ジュンギ&キム・テリ&チン・ソンギュ&ユ・ヘジン、映画「スペース・スウィーパーズ」出演が確定…7月クランクイン
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記者 : イ・イェウン