「カンテク~運命の愛~」チン・セヨンの同業者イ・シオン、真犯人の仕掛けた罠にはまる

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=TV朝鮮「カンテク~運命の愛~」キャプチャー
5日に韓国で放送されたTV朝鮮土日ドラマ「カンテク~運命の愛~」(演出:キム・ジョンミン、脚本:チェ・スミ)第6話では、カン・ウンボ(チン・セヨン)の同業者でイ・ジェファ(ト・サンウ)の同居人という複雑な秘密を持ったワル(イ・シオン)が、真犯人が仕掛けた罠にはまり、「国婚行列銃撃事件」の犯人に追い込まれ、緊張感を与えた。

同日の放送でワル(イ・シオン)は、うわさを売る商店「芙蓉客主」の同業者カン・ウンボ(チン・セヨン)が王妃を選ぶ揀択に出ると、しばらく身を隠すため営業を中止した後、妓楼(ギロウ:遊女を置いて客を遊ばせる家)で隠居した。ところが、妓生(キーセン:朝鮮時代の芸者)チョヒャン(ハ・ウンジン)が遣わした無名の客が「チョヒャンが『仁王山(インワンサン)虎の岩の下にある、わらぶき屋根の家に来て依頼を引き受ければ、前金の3倍に至るお金を渡す』と提案した」という知らせを聞く。迷っていたワルは断ったが、前金という名目でもらった銀貨箱は返さなければならないと思い、ひとまず約束の場所へ向かった。

しかし、ワルが入ったわらぶき屋根の家には、誰かに殺害された凄惨な死体が散らばっていた。さらに、びっくり仰天したワルは、持っていた銀貨箱を落とすやいなや、待ち伏せしていた王イ・ギョン(キム・ミンギュ)の部下たちが押し寄せ、ワルを捕縛した。ワルはわけも分からないまま密宮に連れて行かれ、尋問する者たちの会話を通じて何者かがわらぶき屋根の家で王が追っていた「国婚日銃撃事件」の容疑者らを殺した後横に移動し、現場にいた自分がその容疑者を殺した犯人に仕立てられた事実に気付いた。

これに対し、ワルは「濡れ衣だ」「絶対に僕は殺してない」と必死に罪名を否定し、「お前の背後にいる者は誰か」というイ・ギョンの言葉に「誰もいない」と切羽詰まった声で叫んだ。しかし、ワルはむしろイ・ギョンの護衛武士ハンモ(キム・ボムジン)の刀で命を落とす羽目になった。戸惑っていたワルはつかの間、思い悩んだ末「僕は大君(ト・サンウ)の家の下人です」と叫んだ。これに驚くイ・ギョンと兵士たち、そしてその姿を見ながら目を閉じるワルの姿が映し出された。果たしてカン・ウンボの同業者で大君イ・ジェファの同居人という複雑な秘密を抱えたワルの嘘の告白がどんな結果を生むだろうか、好奇心を刺激した。

拉致されて死ぬ危機に置かれたカン・ウンボは、逃げず帰ってきて自身を殺そうとしたキム・ソンイ(イ・ファギョム)の恐怖心を活用して流れを覆し、再び揀択の対象になった。イ・ギョンは閉じ込められていたカン・ウンボを救出したが、「これ以上近づくな」という冷たい言葉を受け、心を痛めた。イ・ジェファは、王を殺害する女性に育てようとしたホンヨンが、片思いしていたカン・ウンボであることを知って驚愕し、さらに予想できない展開になった。韓国で毎週土曜日と日曜日の午後10時50分に放送される。

記者 : パク・スイン