チャン・ドンユンとキム・ソヒョンが寡婦村に入る奇想天外な展開が、愉快で面白いラブコメディを予告した。

韓国で9月30日に初放送されるKBS 2TV新月火ドラマ「ノクドゥ伝」は5日、チャン・ドンユンとキム・ソヒョンの謎の母娘のケミ（相手との相性）が好奇心を刺激する予告映像を公開した。

「ノクドゥ伝」は、ミステリアスな寡婦村に女装し潜入したチョン・ノクドゥ（チャン・ドンユン）と妓生になりたくない女性トン・ドンジュ（キム・ソヒョン）の切なくも愉快な朝鮮版ラブコメディだ。それぞれ秘密を持って寡婦村に入った女装男子チョン・ノクドゥと妓生候補トン・ドンジュの奇想天外な恋愛模様が一風変わった青春時代劇の誕生を期待させる。

先日公開されたキャラクター映像第1弾では致命的な魅力の女装男子チョン・ノクドゥのビジュアルが話題になった。今回公開された予告映像第2弾では茂みをくぐり抜け、剣を振り回すチョン・ノクドゥが視線を奪う。「僕は朝鮮最高の将軍になる男」とカリスマ性を誇っているが、悲壮な姿はすぐに去ってしまい、ノクドゥの手には鋭く輝く剣の代わりに花束がある。凜とした姿は跡形もなく消えてしまい、美しい美貌の未亡人に変身したノクドゥのどんでん返しが目を疑わせる。思わぬ美貌で男たちの心まで奪ってしまったノクドゥ。プレゼントを持ちプロポーズする人々を断わり、逃げるノクドゥの姿が面白い。しかし、隣の街の妓生が綺麗だという一言にひそかに位置を聞く白々しいノクドゥの姿が笑いを誘う。

その次のシーンでは、寡婦村でのノクドゥの厳しい生活が登場する。浮かれたノクドゥの後ろから「お母さん」と呼ぶ涼しいトン・ドンジュの声が聞こえる。尋常でない雰囲気が漂う「烈女（節操をかたく守る女子 ）団」と同行したドンジュのカリスマ性に萎縮したノクドゥのダイナミックな表情が興味深い。消極的に反抗しようとするが、烈女団に両腕をつかまれて引っ張られるチャン・ドンユンの絶望的な表情の上に「男の中の男、未亡人になる」というコメントが加わり、寡婦村を背景に繰り広げられるノクドゥとドンジュのストーリーへの期待を高める。

チャン・ドンユンは予想外の事件に巻き込まれ、未亡人に変装し禁男の区域に入るチョン・ノクドゥ役で大胆なイメージチェンジを果たす。頭の切れる人で武術の実力も優れたノクドゥが致命的な秘密を隠した未亡人に変装するしかなかった事情が好奇心を刺激する。“時代劇女神”キム・ソヒョンが演じるトン・ドンジュはモムチ（運動音痴）、ウムチ（音痴）、パクチ（リズム感が劣る）の3無を誇る気難しい妓生練習生。不義に我慢できない朝鮮一のストレートな言い方を誇るドンジュを自身だけのスタイルで表現するキム・ソヒョンの活躍も注目される。何よりチャン・ドンユンとキム・ソヒョンのケミは最高の視聴ポイント。将軍を夢見た男の中の男ノクドゥが最高齢妓生候補ドンジュに「お母さん」と呼ぶようになった理由は何なのだろうか。二人の奇想天外な恋愛模様が気になる。