“事故で全身麻痺”ラッパーKK、インスタで帰国後の近況を報告「今後は電動車いす…日々戦う」

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写真=KKのInstagram
ラッパー兼作曲家KK(キム・ギュワン)が事故後、近況を伝えた。

KKは5月20日、自身のInstagramに長文の文章を投稿し、脊髄損傷後の近況を報告した。

「SHOW ME THE MONEY6」に出演して名を知らせたKKは4月、タイ・チェンマイを旅行中、ダイビング事故による全身麻痺で、現地で手術を受けた。

KKは今回の文章で「数々の紆余曲折を経て、やっと韓国に戻ることができた。韓国に着いて悪化した肺炎と高熱で、妻と家族以外には面会もほとんどできなかった。今は脊髓が損傷し、体が麻痺している。新生児のように、話すこと以外には何もできず、両腕を少し動かすことだけしかできない」と明らかにした。

続けて「これから残った人生を、電動車椅子に頼って生きることになると言われた」とし「妻と僕は、医療陣が当惑するほど毅然としている」と伝えた。

KKは「苦しい戦いでいつ終わるか分からないが、今のように笑って一日一日戦っていく。いつか僕の指を自由に使える日が来る時、もう一度自分の手で自ら消息を伝える」と付け加えた。

ラッパーKK、事故で全身麻痺に…SNSで衝撃の報告「早く韓国に戻って治療を続けたい」



【KKのInstagram全文】

こんにちは。KKです。

チェンマイに来てから5ヶ月になったある日、首の骨が折れ、脊髄が損傷する事故に遭いました。
僕が妻の手を借りてSNSに事故のことを投稿した後、かなり時間が経ちましたが、今やっとこのように、その後の話を伝えることになり申し訳ございません。

数々の紆余曲折を経て、やっと韓国に戻ることができました。
果たして僕が生きて韓国に戻れるのだろうか、何回も考えて心配しましたが、チェンマイと韓国で多くの方に助けて頂いたおかげで、無事に帰ってくることができました。

僕が助けを求める文章を投稿した後、本当に多くの方々が助けてくださいました。
まだ全部確認さえできませんでしたが、知人やファンの皆様、同僚のミュージシャンと関係者の皆様、そしてその他に僕と縁を結んだ多くの方に助けて頂きました。
これをどうやってお返しすればいいか、分かりません。

韓国に着いて悪化した肺炎と高熱で、妻と家族の他には面会もほとんどできませんでした。
今の状況は、脊髓が損傷して体が麻痺した状態です。
新生児のように、話すこと以外は何もできませんし、両腕を少し動かすことだけが可能です。

この前、担当医師や医療スタッフとの面談で、僕がこれから残りの人生を電動車椅子に頼って過ごすようになると聞きました。
その確率は99%だという話を聞いて、僕の家族たちはメンブン(メンタル崩壊)になりましたが、僕と僕の妻は医療陣が当惑するほど毅然としています。

僕は、今まで誰かの考えが間違っていることを証明するため、ずっと戦ってきました。
でも、今回の戦いが一番大変になると思います。

そして、僕と似たような事故に遭った方がとても多いことが今回分かりました。
しかし、事故後のことを振り返ってみると、僕はその中でも特に運が良い方だったと思います。
多分、天運という言葉でしか説明できないことを経験し、今はこのように韓国の空を見ながらベッドで横になっています。
多くの人が僕を応援していますし、僕のそばには愛する妻と家族と友達がいます。

一日でも早く日常に戻れるように努力することが、僕を応援してくださった多くの方に報いる道だと思っています。
厳しい戦いで、いつ終わるかも分かりませんが、今のように笑って一日一日戦っていきます。
本当にありがとうございます。
いつか僕が指を自由に使える日が来る時、もう一度僕の手で消息を伝えます。

いつもそうしてきたように、ベストを尽くします。
ありがとうございます。
(僕の代わりに映像を作ってくれた友人のジョンホに感謝します)

記者 : イ・ミンジ