「ウォッチング」カン・イェウォン“地下駐車場や監視カメラに対する恐怖がもっと大きくなった”
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最近カン・イェウォンは、ソウルの三清洞(サムチョンドン)にあるカフェでインタビューに応じ「この映画に出演を決めたきっかけは、普段から地下駐車場やエレベーターにあるCCTVに対する恐怖があったからです。そんな部分がよく描写されている点がいいと思いました」と説明した。
カン・イェウォンが主演を務める映画「ウォッチング」(監督:キム・ソンギ、提供:ウソンエンターテインメント、配給:リトル・ビッグ・ピクチャーズ、制作:ストリー共感)は、ある日突然、会社の地下駐車場で拉致された女性ヨンウ(カン・イェウォン)が、強力な監視網で監視を強めるジュンホ(イ・ハクジュ)から必死に脱走する内容だ。
2017年に公開された映画「パート・タイム・スパイ」(監督:キム・ドクス)で主演を務めたカン・イェウォンが、約2年ぶりにスクリーンにカムバックする作品である。映画でカン・イェウォンは、顔見知りだった地下駐車場の警備ジュンホに拉致されるヨンウの役を演じた。
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また「映画では赤いワンピースだけを身にまとっている設定だったので、酷く寒かったです。『なんで私にこんな試練が……』と思うほど、大変でした(笑)。そんな状況だから走るシーンがかえって嬉しかったです。でも(熱が出たので)撮影は大変でした」と振り返った。
映画「ウォッチング」は、地下駐車場という空間が醸し出す寂しくて怖気立つ雰囲気に、ストーカーの男性から脱出しなければならないという設定を加えて、さらに大きな恐怖を感じさせる。何よりも満遍なく設置されているCCTVを通じて、自身も知らないうちに、不特定多数が自身を監視しているという威圧感を感じるようになって、何となく妙な恐怖を抱くようになる。
「ウォッチング」は、ストーカーの拉致と監視を避けて抜け出ようとする女性の脱出劇を表明しているが、一方では違法撮影による動画をオンラインに流布するデジタル犯罪に対する警戒心に警鐘を鳴らす作品でもある。映画「ウォッチング」は、先月に韓国で公開された。
記者 : キム・ボラ