パク・ヘジン側「ジェネシス - クローン人間」制作会社に反論…“音信不通ではない、一方的な虚偽事実に法的対応中”(全文)

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写真=TVレポート DB
俳優パク・ヘジン側がドラマ「ジェネシス - クローン人間」に関する議論について口を開いた。

22日、パク・ヘジンの所属事務所Mountain Movementおよび関連会社Mountain Movement Storyの法定代理人法務法人パルンの担当弁護士は、公式報道資料を通して「俳優パク・ヘジンとその所属事務所はドラマ『ジェネシス - クローン人間』の制作会社の間で作成した合意書(以下『本件合意書』)の履行をおろそかにしたことはない」と立場を明かした。

弁護人側は「本件合意書締結後、俳優パク・ヘジンは絶え間なく続く苦しい状況と環境の中でも、毅然とした姿で最善を尽くし、約束されたドラマ撮影期限を履行しようとしただけ。しかし、ドラマ『ジェネシス - クローン人間』の制作会社はこのような俳優の努力を黙殺するのはもちろん、本件合意書の内容を歪曲し、これに関する虚偽事実を記載した報道資料を一方的に配布し、俳優パク・ヘジンとその所属事務所の名誉を毀損し、これを利用した新しい合意を誘導しようとしている」と明かした。

また、「ジェネシス - クローン人間」の撮影終了日を再度延長させ、撮影に協力したが、主・助演俳優が数人交替される厳しい状況が発生したと明かし、「このようにパク・ヘジンとその所属事務所は自ら損失を受け入れてまで、最大限ドラマ撮影に協力したが、ドラマ『ジェネシス - クローン人間』の制作会社は自身の合意書不履行についてはまったく言及しないまま、パク・ヘジンの一方的な犠牲を強要している。また、ドラマ『ジェネシス - クローン人間』の制作会社は、これまでパク・ヘジンの所属事務所から数回Eメールと内容証明を通して合意書履行を促されながら、当然その連絡先(法定代理人含む)も提供されたにも関わらず、これを歪曲し、“パク・ヘジン音信不通”という刺激的な虚偽事実を配布している」と伝えた。

「パク・ヘジンは紛争の責任の所在を離れ、自分を愛し、応援してくれるすべての方に心配をかけたことを改めて深く謝罪し、今後早いうちに良い作品を通して俳優の本領である演技で、その愛に恩返しすると伝えている」と明かした弁護人側は、「再度申し上げるが、合意書履行に関するパク・ヘジンの所属事務所とドラマ『ジェネシス - クローン人間』の制作会社の紛争は現在その法的手続きが行われている状況。法的手続きが終わるまで、虚偽事実がマスコミに報道され、俳優に被害がないよう配慮してくれることを切実にお願いする」とコメントした。

【Mountain Movement側法定代理人 公式コメント全文】

こんにちは。私は俳優パク・ヘジンの所属事務所Mountain Movementおよび関連会社Mountain Movement Storyの法定代理人法務法人パルンの担当弁護士です。本法定代理人は、現在ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社が一方的に配布しているパク・ヘジンおよびその所属事務所に対する虚偽、誹謗性報道資料に関して各マスコミおよび記者の方に制作会社Victory Contents側の一方的な報道資料の記事化を控えていただくことを丁重にお願い致します。

俳優パク・ヘジンとその所属事務所はドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社の間で作成した合意書(以下『本件合意書』)の履行をおろそかにしたことがありません。本件合意書締結後、俳優パク・ヘジンは絶え間なく続く苦しい状況と環境の中でも、毅然とした姿で最善を尽くし、約束されたドラマ撮影期限を履行しようとしただけです。しかし、ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社はこのような俳優の努力を黙殺するのはもちろん、本件合意書の内容を歪曲し、これに関する虚偽事実を記載した報道資料を一方的に配布することで俳優パク・ヘジンとその所属事務所の名誉を毀損し、これを利用した新しい合意を誘導しようとしています。

これを受け、パク・ヘジンの所属事務所はドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社の非常識的な行為についてこれを厳重に警告するのはもちろん、民・刑事上の強力な法的対応を通して是々非々を定めようとし、それに先代、本法定代理人は記者の皆さんの理解を助けるために本件合意書履行に関するこれまでの事情を簡単に説明したいと思います。

本来、パク・ヘジンのドラマ「ジェネシス - クローン人間」撮影終了日は2018年3月15日でした。しかし、そのときまでドラマ撮影が順調でなく、パク・ヘジンは主演俳優として責任を果たそうと追加的な代価なしに、上記のドラマ撮影スケジュールを2018年5月31日まで1回延長しました。ところが、その後も制作会社は持続的に支障をきたし、結局ドラマ撮影中断事態にまで至り、その余波で主・助演俳優が数人交替される厳しい状況が発生しました。そのような困難な中でもパク・ヘジンはむしろ2018年8月14日ごろ、ドラマに対する責任と善意を果たすために撮影スケジュールを2018年10月31日まで再度延長し、約25回分(2018.10.31基準)に達する撮影に誠実に取り組みました。しかし、ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社は2018年10月31日になっても合計16部作のうち9部だけの台本を提供し、これによりドラマ撮影は制作会社の帰責事由により、終えることが難しい状況でした。

このようにパク・ヘジンとその所属事務所は自ら損失を受け入れてまで、最大限ドラマ撮影に協力しましたが、ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社は自身の合意書不履行についてはまったく言及しないまま、パク・ヘジンの一方的な犠牲を強要しています。また、ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社は、これまでパク・ヘジンの所属事務所から数回Eメールと内容証明を通して合意書履行を促されながら、当然その連絡先(法定代理人含む)も提供されたにも関わらず、これを歪曲し、“パク・ヘジン音信不通”という刺激的な虚偽事実を配布しています。

併せて主・助演俳優たちの降板もすべてドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社の帰責事由で起きたことで、これは俳優パク・ヘジンのドラマ撮影終了および台本進行とは関係ありません。ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社は自分たちの義務は履行しないまま、制作会社という地位を利用し、出演俳優にプレッシャーをかけるいわゆる“カプチル(パワーハラスメント)”をしました。これは自らドラマ制作会社としての無能さを自認したことに過ぎません。

とにかくパク・ヘジンは紛争の責任所在を離れ、自分を愛し、応援してくれるすべての方に心配をかけたことを改めて深く謝罪し、今後早いうちに良い作品を通して俳優の本領である演技で、その愛に恩返しすると伝えています。

再度申し上げますが、合意書履行に関するパク・ヘジンの所属事務所とドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社の紛争は現在その法的手続きが行われている状況です。ただ、ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社はすでに1回報道資料を覆した事例があります。これを見ても誰が真実を話しているのかについては、記者の皆さんが賢明に判断できると信じます。

どうにか、パク・ヘジンの所属事務所とドラマ「ジェネシス - クローン人間」制作会社の間の法的手続きが終わるまで、虚偽事実がマスコミに報道され、俳優に被害がないよう配慮してくださることを切実にお願いします。それでも再び虚偽事実を引用した記事が配布されたら、パク・ヘジンの所属事務所はやむを得ずこれに対する法的措置を取るしかありません。この点を考え、一人の俳優と所属事務所の名誉を守ってくださることを切実にお願いします。ありがとうございます。

俳優パク・ヘジンおよびその所属事務所の法定代理人法務法人パルン担当弁護士チョン・ジェミン 拝具

記者 : キム・ガヨン