パク・ヘジンの出演めぐり食い違う主張…「ジェネシス - クローン人間」側“多くの被害を受けた…俳優の撮影復帰を求める”

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写真=OSEN DB
ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社Victory Contentsが俳優パク・ヘジンの復帰を求めた。

「ジェネシス - クローン人間」の制作会社Victory Contentsは22日午後、報道資料を通じてパク・ヘジンの撮影現場復帰を求めた。Victory Contents側は「(パク・ヘジンの所属事務所関連会社)Mountain Movement Storyのファン氏がマスコミに、『ジェネシス - クローン人間』の男性主人公俳優(パク・ヘジン)が善意で3回出演期間を延長したが、契約期間が満了しただけに、これ以上撮影の義務はないと主張したが、そこには知られていない事情がある」と明かした。

また制作会社側は「パク・ヘジンが6月から8月まで今のような出演拒否を続けたため、これに対してMountain Movement Storyの代表を刑事告訴したが、刑事訴訟を取り下げてもらうために(再び)パク・ヘジンを打ち立てた」と主張した。

最後に制作会社はパク・ヘジン本人に対し「ファン氏と弊社の間の問題とは別に、これ以上時間を無駄にせず、再び現場で走ってくれることを願う」と伝えた。

パク・ヘジンの所属事務所側と制作会社Victory Contentsはドラマ「ジェネシス - クローン人間」のパク・ヘジン出演・降板をめぐって対立している。パク・ヘジンの事務所はドラマの撮影が進まず、撮影を進行できないと明かしてパク・ヘジンの降板を主張しており、制作会社側は(パク・ヘジン側の)一方的な音信不通により、撮影に支障をきたしている点と俳優に撮影現場に復帰してほしい旨を訴え続けている状況だ。

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【「ジェネシス - クローン人間」制作会社Victory Contents 公式コメント全文】

ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社及び撮影メンバーたちは、「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優の条件なき撮影現場への復帰を切実に求めます。

昨日、(パク・ヘジンの所属事務所関連会社)Mountain Movement Storyの代表取締役ファン氏はマスコミに、「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優が善意で3回出演期間を延長したが、契約期間が満了しただけに、これ以上撮影の義務はないと主張しましたが、そこには知られていない事情があります。

弊社はこれまで俳優と出演期限を日付で明示した契約を結んだことはほとんどありません。(出演期限は通常撮影終了時点までです)特に、放送日が確定されていない事前制作ドラマである「ジェネシス - クローン人間」の特殊性により、なおさら出演期限を明示して契約するのは、他の主演・助演俳優の状況とも釣り合わないものでした。「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優の出演契約の際、Mountain Movement Storyは共同制作会社の位置にあったため、出演期限を理由にして現在の状況になるというのは、まったく思いもよらないものでした。

1月、ファン氏が代表を務めるMountain Movement Storyは、「ジェネシス - クローン人間」の共同制作から抜けることを弊社に求め、「Victory Contentsが今後単独制作をしても、『ジェネシス - クローン人間』の男性主人公俳優は撮影終了時まで出演に問題がない」として、弊社を安心させました。

特に、当時は「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優の次回作も弊社の作品に確定していた状態で、「ジェネシス - クローン人間」の撮影が終わってから6ヶ月後に次回作の撮影を始めることを書面上に明示した契約書も結んでおり、出演料契約金も支払われている状態であったため、弊社はファン氏の言及を全く疑いませんでした。

その後、1次出演期限だった2018年3月中旬、監督の「ジェネシス - クローン人間」撮影が遅延すると、ファン氏は監督に速やかな撮影を求め、まずは「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優の出演延長合意書の期限を5月31日に提案し、弊社は何の疑いもなくこれを受け入れました。また、5月31日はファン氏が制作者として新しい脚本家との契約もして投資まで受けていた時期であり、弊社との出演期限延長の議論そのものが無意味な時期でした。

その後6月中旬、ファン氏は弊社に「ジェネシス - クローン人間」の事業券をMountain Movement Storyが買収すると提案しましたが、弊社がこれを断ると、急に「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優の出演期限が5月末で終了したとし、現在のような形で出演拒否を2018年6月19日から8月中旬まで持続しました。

このような出演拒否により弊社は多くの被害を受け、結局ファン氏を刑事告訴するに至りました。

この時からファン氏が弊社に「刑事告訴を取り下げれば『ジェネシス - クローン人間』の男性主人公俳優を出演させる」として、2018年8月中旬新しい合意書を作成し、ファン氏の要請に従って、出演期限を2018年10月31日に明示しました。当時もファン氏は「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優が撮影期限とは関係なく、とにかく撮影終了時点までは撮影に臨むようにすると約束し、それによって弊社も刑事告訴を取り下げました。

そんな中、文書を見ると、出演契約書には「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優の署名がありましたが、刑事告訴を取り下げてほしいとして2018年8月中旬に締結した合意書には「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優の署名はなく、所属事務所代表とファン氏の署名だけが存在します。

この点に対して弊社は当該合意書の主な目的が俳優のためのものではなく、ファン氏の刑事告訴問題を解決するために俳優を前に立てたものと認識しています。

ファン氏は昨日のマスコミ報道を通じても、もう一度弊社を瞞着しました。ファン氏は昨日弊社関係者の知人を通じて「立場を覆して、誤解の余地という趣旨の記事が報道されれば、交渉テーブルにつく」とし、「こちら側も『交渉に臨む』というコメントを公式報道資料を通じて出す」として、協力を求めてきました。

弊社はこれまでのファン氏の行動からして信頼し難いと思いましたが、これまでの音信不通の状態から一転して連絡を受けた状況であったため、事態解決の意志であると信じてやむを得ず応じたのです。しかし、ファン氏は懸念していた通り、また別のマスコミを通じて「事実ではない内容の報道資料を配布しては、立場を繰り返して誤解の余地があると言っており、困惑しています」という、約束とは異なるとんでもない立場を表明しました。

ファン氏はこれ以上男性主人公俳優を立てて威勢を張る行動を止め、賢明な判断をすることを求めます。

現在、脚本家たちは最善を尽くして執筆しており、キム・ジェホン監督以下スタッフたちと他俳優たちも本日も撮影に臨むなど、ありがたいことに同じ気持ちでこの状況に全力を尽くし「ジェネシス - クローン人間」の完成を望んでいます。弊社は「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優に対して、現場ですべての人が認める素晴らしい俳優であると記憶しています。

「ジェネシス - クローン人間」の男性主人公俳優に直接訴えます。

ファン氏と弊社の間の問題とは別に、これ以上は時間を無駄にせず、再び現場で走ってくれることを願っています。

ありがとうございます。

2018年11月22日

Victory Contects従業員一同

記者 : パク・パンソク