映画「町の人々」教師マ・ドンソク&女子高生キム・セロン、再共演に期待高まる

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写真=リトルビッグピクチャーズ、デイドリーム
俳優マ・ドンソクと女優キム・セロンが映画「町の人々」で再び共演する。

「町の人々」は、女子高生が行方不明になったが、誰も探さない謎の村に新たに赴任した体育教師キチョル(マ・ドンソク)が事件の糸口を追うことになるスリラーである。興行の男マ・ドンソクとスクリーンと演技の天才キム・セロンの共演で話題を集めている。

特に2012年に公開された「隣人-The Neighbors -」で、2人はそれぞれ幼い少女と町のやくざ役を演じた。彼らは2度目の共演で、はるかに成長し、高校生になったキム・セロンと教師のマ・ドンソクの特別なケミ(ケミストリー、相手との相性)が期待される。

2人は腕のサイズからして、10倍ほどの差がある信じられないビジュアルで、これまで見たことのない新鮮な組み合わせを誕生させた。熊のような大きな体だが、どこか純朴な顔をしているマ・ドンソクと、高校生だが生意気でしっかりしているキム・セロンの相反するキャラクターは彼らの前に繰り広げられる、謎の事件への関心を高める。

マ・ドンソクは「ベテラン」で体格の良いアートボックスの社長として登場して、視線を奪い、1300万人の観客動員に貢献した。さらに、1100万人の観客を動員した「新感染 ファイナル・エクスプレス」、680万人の観客記録の「犯罪都市」、そして“城主神”役で1200万人の観客を集めた「神と共に~因と縁~」まで、毎回、過去最大級のキャラクターを誕生させ、韓国最高の興行保証俳優の仲間入りをした。

キム・セロンは1000分の1の競争率を勝ち抜いてイ・チャンドン監督が製作した「冬の小鳥」にキャスティングされ、9歳で国内最年少女優として、カンヌ映画祭のレッドカーペットを歩いた。それ以後、617万人の観客を動員した「アジョシ」で大衆に名を知らせた。「私の少女」「雪道」とドラマ「女王の教室」「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」などを経て、繊細な演技を披露し、第8回韓国映画大賞新人女優賞、第19回釜日映画賞新人女優賞、MBC演技大賞子役賞、第35回青龍映画賞新人女優賞、第24回中国金鶏百花映画祭最優秀外国語映画主演女優賞など、10代の女優で最も華麗な受賞経歴を築き、これからが期待される女優として位置づけられた。

先生役に挑戦するマ・ドンソクと目を離せない演技を展開するキム・セロン。ウォンビン以降、新たに向き合った、熊のようなマ・ドンソク先生とキム・セロンの演技のケミが見どころだ。

「町の人々」は韓国で11月に公開予定だ。

記者 : ノ・ギュミン、翻訳 : 浅野わかな