“性的侮辱で告訴”KittiBの弁護士、Black Nutの行為に関してコメント「表現の自由?とんでもない行為」

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写真=TVレポート DB
ラッパーのBlack Nutが女性ラッパーのKittiBを侮辱した容疑で追加起訴された中、KittiB側がコメントした。

本日(5日)、KittiBの訴訟代理人であるキム・ジユン弁護士は「Black Nutに対する第2次告訴が正式に起訴され、現在行われている裁判に併合された」と明かした。

KittiBは、2017年6月にBlack Nutを性暴力犯罪等に関する特例法違反、サイバー侮辱罪違反などを理由に、ソウル中央地検の女性児童犯罪調査部に告訴した。その5ヶ月後である2017年11月には、Black Nutが公演で4回にわたって自身を侮辱する行為をしたとし、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)警察庁に追加告訴した。同告訴状にはBlack Nutが公演で、KittiBを性的に侮辱した状況が詳しく書かれている。

これについてキム・ジユン弁護士は「(KittiBは)単にディス(批判)されたという理由で告訴を決めたわけではない。ここ2年間、持続的に行われた性的な歌詞が含まれた音源の発売、コンサート会場でのマスターベイションパフォーマンスなど、計8回にわたる犯罪行為を見逃すわけにはいかなかったので、裁判に至ったのである」と明かした。

キム弁護士は「問題になった歌は、現在も音楽配信サイトに登録されており、被害者(KittiB)の名前を使って行われたマスターベイションパフォーマンスの映像も、オンラインで共有されている。誰かはこのような行為を“表現の自由”と言うかもしれないが、文化人や芸術家に与えられた表現の自由とは、政治的・社会的な理由で禁じられた様々なテーマについて、談論を交わすものである」と主張した。

キム弁護士は「持続的に特定の人を性的に侮辱しながら、表現の自由の裏に隠れるその行為は、セクハラをした人がセクハラをする自由や、幸福追求権を主張すること同様のとんでもない行動である。それは、音楽を作っている多くの芸術家に対する礼儀にも反する」と付け加えた。

最後にKittiB側は「特定の人を狙ったセクハラが、スワッグ(Swag:ヒップホップ音楽で使われるスラングで、その人の持つスタイル、センス、魅力、あるいは自信の意)やディスの一環だと片付けられないこと、ヒップホップが犯罪の文化あるいは歪曲された集合体に見られないことを望む」と伝えた。

現在、Black NutはKittiBを侮辱した容疑で4回目の公判を控えている。2回目の起訴が公判にどのような影響を与えるか関心が集まっている。

記者 : チョ・ヘリョン