「花より男子」から「のだめカンタービレ」まで…韓国リメイクドラマが続々ヒット!海外での反応は?

OSEN |

写真=tvN

この数年、韓国で展開される海外ドラマのリメイク。原作より優れた続編もあれば、逆に原作を遥かに下回る成績を出した続編も存在する。俗説が100%合うわけではないということだ。
特に、海外の作品を原作とする韓国版リメイク作品は、極端な評価を受ける場合が多い。原作に負けず、韓国版コンテンツで素晴らしい解釈をしたという評価を受ける場合もあり、原作に満たないという評価を受けることもある。

日本ドラマリメイク「Mother」

最近韓国で放送が終了したtvN「Mother」は、名作として視聴者に強い印象を残した。日本の原作が好評を得ていたため、リメイクするというニュースに懸念の声もあったが、イ・ボヨン、ホ・ユル、イ・ヘヨン、コ・ソンヒら女優たちが見せた素晴らしい演技と、キム・チョルギュ監督とチョン・ソギョン脚本家によって作り上げられた感動ストーリーに視聴者からは絶賛の声が寄せられた。日本原作に加え、韓国ならではの情緒が合わさり、より切ない物語が誕生したという評価だ。

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アメリカドラマリメイク「グッドワイフ」

2016年夏に韓国で放送されたtvN「グッドワイフ」もチョン・ドヨン、ユン・ゲサン、ユ・ジテ、キム・ソヒョン、AFTERSCHOOLのナナなどの俳優らが出演し、原作に負けないくらい素晴らしいリメイク作品として視聴者に記憶されている。当時、視聴率も6~7%台(ニールセン・コリア、有料プラットフォーム、全国世帯基準)を記録し、大ヒットしたのだが、これを支えたのは緊張感あふれる演出や俳優たちの名演があったからとされている。

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日本ドラマリメイク「花より男子」

日本、中国、台湾などアジア各国でリメイクされたのが、日本の人気漫画「花より男子」だ。韓国でも2009年KBS 2TVでリメイクされた。イ・ミンホ、キム・ヒョンジュン、ク・ヘソン、キム・ボム、キム・ジュン、イ・ミンジョンなどの出演者たちはこの作品で一役スターとなった。韓国型のシンデレラストーリーにファンタジー的な要素も加えられ、日本での興行成績に負けないヒット記録を残した。イ・ミンホとク・ヘソンの代表作として、まだ「花より男子」が言及されているのもその理由からだ。

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写真=KBS


日本ドラマリメイク「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」

原作の人気が高ければ高いほど、リメイク作品に対する関心は高まる。これは作品にとっても負担になるはずだ。2014年に韓国で放送されたKBS 2TV「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」がそうだった。日本の原作「のだめカンタービレ」が韓国のファンからも膨大な人気を得ていたため、リメイクに対する期待がものすごく高かった。チュウォン、シム・ウンギョン、ペク・ユンシク、コ・ギョンピョ、パク・ボゴムらが出演したが、視聴者たちは原作を支持した。

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アメリカドラマリメイク「アントラージュ~スターの華麗なる人生~」

tvNのリメイク作品の成績は極端だ。好評を受けた作品もあれば、2016年12月に韓国で放送が終了した「アントラージュ~スターの華麗なる人生~」は「マントラージュ(ダメ+アントラージュ)」という酷評を受けた。チョ・ジヌン、ソ・ガンジュン、イ・グァンス、パク・ジョンミン、ソヒ、イ・ドンフィ、チェ・ミョンギルなど、超豪華キャストで構成されたが低い視聴率に留まった。また、刺激的な題材であるとして視聴者の批判を受け、失敗したリメイク作となった。

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アメリカドラマリメイク「クリミナル・マインド」

昨年の夏、シーズン制で長らく愛されていたアメリカの人気ドラマ「クリミナル・マインド」が韓国のtvNでリメイクされることが決まり、ファンから爆発的な関心を集めた。さらにソン・ヒョンジュ、イ・ジュンギ、ムン・チェウォン、ユソン、イ・ソンビンなど、信頼できる俳優たちの出演が決まったことでより一層期待を高めた。しかし、20部作が続く間、マニアファンからは支持されていたものの、大衆的なヒットにはなりきれなかった。

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記者 : パク・ソヨン