ヤン・ドングン「演技と育児の並行は大変…音楽活動は諦めてしまった」

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写真=Polarisエンターテインメント
歌手兼俳優のヤン・ドングンが演技と音楽、育児を並行する苦悩に対して率直に話した。

ヤン・ドングンは最近、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)Mアカデミーで、MBCドラマ「ボーグマム」の放送終了記念の共同インタビューを開催した。

ヤン・ドングンは「ボーグマム」を通じて、「父親の役割を初めて演じたのが意味深かった。人が成長痛を感じるように、子役から大人、中堅に行く過程に立っているから。僕もたくさん悩んだ。以前は活発に活動したが、今はそんなに活動しなくなって『俳優としてどういう道に行けばいいのか』悩んだりする。良い姿を維持したくなる一方で、歳月に従う人生を生きなければいけないと思うから。なので、父親としても生きているのだ」と話した。

ヤン・ドングンは一家庭の家長になって、作品を選択する基準も変わった。「作品を問わず出演する」という。彼は「子供が3人いるので、家族に対して責任を感じながら、演技に集中する時間を過ごしてみた。育児のためには仕事が欲しい。どんな役割でもやるし、与えられる役割は全部やる。カード代金を払えるなら」と切実さを示したりした。

インタビュー中、ヤン・ドングンは育児に対する責任感を強調して視線を引いた。彼は「妻が子供を出産してから、大変だと言っていた。精神的にも肉体的にも、仕事に対する責任感よりは家庭に対する責任感が大きいから、僕の時間を割くしかない」と話した。

3人の子供の父親であるヤン・ドングンは、今後の家族計画に対して「第2子、第3子は考えていなかった。第1子の時とても苦労した。何も分からない状態で出産をして、妻のうつ病が深刻だった。精神的にも肉体的にも、財政的にも大変だった」と告白した。

ただ「第4子は、状況や財政的な部分が大丈夫なら授かることもあるだろう」と付け加えた。

ラッパーYDGとして音楽的にも成功したヤン・ドングンは、演技と育児を並行しているため、音楽作業をおろそかにしていると告白した。彼は「音楽は諦めた。(作業するには)完全に没頭しなければならないが、子供たちも居るし、妻が呼んだりするので集中することができない。シングルをリリースしたが、宣伝もあまりできず、音楽も以前のものより良くなかった。この状態では何かをすることはできないと思った。実力がある後輩たちも多いし。音楽的に成し遂げるためにやる音楽は、時間と努力が必要だが、今はやっと聞くことだけできる。確実に違う方向を模索しなければならない時期だ」と話した。

俳優としても、ヤン・ドングンは人生作として選ばれるドラマ「勝手にしやがれ」以上の成果はないと伝えた。彼は「あちこちでその話をする。『この代表作品1本あればいい』と思っている。なぜなら、あれ以上の作品に出演することができない。あのように演技することもできないし、あのような構成に再び会うこともできない。あの作品で終わりなのだ。新しいキャラクターや演技に対する情熱がない。スタートから違うので、演技に対する価値観が完全に変わった」と話した。

今後、俳優ヤン・ドングンとしては「皆様に見守っていてほしい。僕がこれからどんな作品に会って、どのように変わるのか分からないし、予測できないから。目標はない。今までそのように生きてきたから、これからは逆に人生に従いたいと思う」と伝えた。

ヤン・ドングンは「ボーグマム」で自身が開発したロボットの妻ボーグマム(パク・ハンビョル)をだんだん好きになるチェ・ゴボン役を演じ、開発者であり夫として感じる多様な感情を上手く表現して、視聴者から好評を受けた。

記者 : パク・ユンジン