「PRODUCE101」の練習生、高田健太“Kstyleの検索ワード1位になれるように頑張ります”

Kstyle |

韓国で社会現象を巻き起こしたMnetのサバイバル番組「PRODUCE101」 シーズン2に唯一の日本人として出演した高田健太。101人もの練習生の中で最終順位24位と、惜しくもデビューは逃したものの、番組が終了するやいなや注目され、正式デビュー前にもかかわらず、さまざまなオファーが殺到している彼。来日ファンミーティングを終えた直後に独占インタビューを敢行した。

・【プレゼント】高田健太 直筆サイン入りポラを3名様に!応募はTwitterをフォロー&ツイート
・【REPORT】日本人練習生、高田健太が初ファンミ―ティングで「PRODUCE 101」シーズン2秘話をたっぷりと披露“ずっと実感がないんです”

――昨日は記者会見、今日は2回のファンミ―ティングを終えましたが、感想をお聞かせください。

高田健太:いい意味でめまぐるしかったです。経験したことのない記者会見をしたり、たくさんのファンのみなさんとお会いするのも番組が終わってから初めてだったので、本当に楽しかったです。僕がファンのみなさんからパワーをもらいました。

――ファンミーティングにはご家族や、カバーダンスをしていた頃の仲間もいらしていたようですね。どんな話をされましたか?

高田健太:久しぶりに会いましたが、やはり家族や友人と会うと、また別のパワーをもらいますね。たわいのない話しかしていませんが、みんな元気そうでうれしかったです。ダンスの仲間たちは、多くの人の前に立っている僕を見て感動して泣いたって言っていました。それを聞いたら、少しは恩返しできたかなって思いました。みんな、番組も見ていてくれていたみたいです。


「愛される理由?自分ではよくわかりません」

――明るく愛嬌満点で練習生仲間たちからも愛されているのが画面からも伝わってきましたが、ご自身の性格を自分で分析するならば?

高田健太:見ていただいたそのまんまというのが一番簡単な表現です。裏表がないというか、いつも自然体です。普段から心がけていることも、いつも自然体でいようということなんです。

――愛される理由はどこにあると思いますか?

高田健太:自分ではよくわかりませんが、人見知りをしないことですかね。でも、逆にまわりがみんないい人だったから、すぐに自分の素を出せたというのも大きかったかもしれません。

――「PRODUCE101」を今振り返って1番大変だったことは?

高田健太:体力面ではすべて大変だったんですけど、でも僕はどちらかというと大変なのを楽しんでいました。だから、どれが一番っていうのはないですね。

――体力面ではどんな苦労がありましたか?

高田健太:やはり眠れないのが大変でした。特に「PICK ME」のときは、1日に30分~1時間しか眠れないのが3日くらい続いて、僕だけでなく全員が大変そうでした。でも、そこで頑張らないと、どれだけ自分がアピールできるかが決まってくるので、みんな頑張ったと思います。

――泣いている練習生も多かったですが、TVに映らないところで泣いたことは?

高田健太:つらくて泣いたことはなかったです。順位発表のときだけ泣きました。なぜかというと、僕はご存知のとおり日本人ひとりだけだったので、最初は友人もいなかったんです。でも一緒に番組をやるうちに友だちがたくさんできて、その友だちと別れるのが一番つらかったから、自然と涙がたくさん出ました。

――常に20位台をキープしていましたが、カバーダンスをしていた経験以外に専門的なレッスンを受けたことはあるのですか?

高田健太:「PRODUCE101」への出演が決まってからレッスンを少し受けましたが、他は特にないです。だからいまだに自分はまだまだだと思っています。

――カバーダンスをしていた頃の噂で、数回見たらすぐ振り付けを覚えるというのを聞いたことがあります。

高田健太:確かに、振り付けは見たらすぐ覚えられるほうかもしれません。でも、だからといってダンスがうまいわけではないと思うので、いまからもっと努力してどんどん成長していきたいです。


「カン・ダニエル、年下なのにあのセクシーさは許せない(笑)」

――「PRODUCE101」のメンバーの中から、自分にとってお父さん、お母さん、お兄さん、弟、ベストフレンド、ソウルメイト、彼女に該当するメンバーを挙げてください。

高田健太:お父さんは、うーん、(カン) ドンホかな。お父さんが持っている威厳というか、どっしりしていて頼れる存在なので。お母さんはユン・ジソン。面倒見がとてもいいです。お兄さんはノ・テヒョン兄さんですね。自然に頼れる感じで、面倒見もいいし、本当にお兄ちゃんって感じ。弟は、やっぱりイ・ウジン。ファンミーティングでも話したとおりで、とてもかわいいです。ベストフレンドは難しいな~。(イ) インスですかね~。同い年だし、気楽です。ソウルメイトは(ホン) ウンギ。一番最初に打ち解けて、一緒に上に行こうねって励ましあいながら頑張った仲なので。彼女は……誰もしたくないです(笑) あえて選ぶなら、悩むなあ~。(キム) ヨングクか、(キム) ドンハン? ふたりとも年下でかわいいところがあります。しっかりしているんですけど、たまに見せるかわいさがあります。なので、二股ってことで、お願いします(笑)

――では、自分が女性だったら彼氏にしたいメンバーは?

高田健太:これは、もう(カン) ダニエルですね。年下なのに、あのセクシーさは許せないですよ(笑)


「JBJでデビュー…みんなを癒せる存在になりたい」

――正式発表はまだですが、JBJとしてデビューする準備をしているそうですね。他のメンバーを健太さんの言葉で紹介してください。

高田健太:(ノ) テヒョン兄さんは、本当に頼りがいのあるお兄さん。本当にそのまんまです。(クォン) ヒョンビンは、日本語が上手なファッショニスタ。モデルでめちゃおしゃれですけど、愛嬌もめちゃあって「ヒョン」っていいながら、身体をすぐってきます。(キム) サンギュンは、めっちゃおもしろいです。クールを装っていますが、ギャグを言ったり、いたずらをしたり、裏ではめちゃおもしろいんです。(キム) ヨングクは、猫みたいですね。夏なのに寒いって、いつも毛布にくるまっているんです。(キム) テドンは、そのままでいたらカッコいいのに、ふざけるのが好きで、よく変顔をしています(笑) そして礼儀正しい子です。(キム) ドンハンは、いかにもマンネって感じなんですが、その反面、年下なのに年下じゃない感じ。しっかりしているし、ガタイもいいので。

――そんなメンバーの中で、健太さんのポジションは?

高田健太:みんなを癒せる存在になれたらいいなって思います。みんなが気楽に話せる潤滑油みたいになりたいです。担当はキューティー・セクシーです。キュートであり、セクシーでもある、そのギャップをお見せしていきたいです。

――メンバーとは今どんな話をしていますか?

高田健太:これから、こんな活動したいね~。例えば、海外でコンサートができたらいいね~とか。みんなJBJのメンバーが大好きで、みんなでうまくいきたいという気持ちが強いので、実現できたらうれしいです。


「ファンレターに“健太と話したくて日本語の勉強を始めた”って…」

――ところで、農業高校を卒業されたとのことですが、実際に農業をしたりも?

高田健太:しました!! 田植えも、稲刈りもしました。そういうのもしましたが、僕はフードビジネスコースを専攻していて、パンをこねたり、味噌を大豆から作ったりとかもしたんです。今考えると、それが実生活に役に立っていますね。最近は料理をすることはないのですが、また時間があったらやりたいです。

――韓国では芸術高校があり、最初から強い目的意識を持って芸能界をめざす学生たち多いです。そのようなシステムをどう思いますか?

高田健太:実は、高校1年生のときに、真剣にソウルの芸術学校に転入したいと思ったことがありました。実現はしなかったのですが……。やはりそういうシステムがK-POPアイドルを生んでいると思いますし、周囲にも通っている子がたくさんいるので、きっと学ぶことが多いんだろうなって思って。日本でもそういう学校が増えたら、今までにないアイドルや歌手の方々が生まれてくるんじゃないかなと思うので、うらやましいです。

――韓国の生活で一番大変なことは?

高田健太:最近はまったくないですね。ほとんど韓国人みたいになっちゃってます(笑) 最初はやはり言葉での苦労はありました。自分で伝えたいことが、ちゃんと伝わらないのはもどかしかったです。でも、言葉もまだまだなんで、これからもっと努力しないと。

――ホームシックにかかったりは?

高田健太:2度くらいかかったことがあります。韓国に渡ってすぐと、半年くらい経ったときです。でも、すぐに寝たら治りました。夢を叶えたくて来ているのに、そんなことを考えていたら時間がもったいないって思いました。

――たまに無性に食べたくなる日本の食べ物は?

高田健太:お母さんの味が味噌汁なので、まずは味噌汁ですけど、あとはおせんべい!! 本当に好きなんですけど、韓国にはあまり売ってないんですね。特に好きなのは、ぽたぽた焼とか、歌舞伎揚げ。今回、楽屋に歌舞伎揚げがあったので、おいしくいただきました(笑)

――健太さんのために日本語を学び始めた韓国人ファンが増えたと聞いていますが、ご自身でそれを実感するエピソードはありますか?

高田健太:韓国以外の海外の方もなんですが、日本語でファンレターをいただくんです。そこに、「健太と話したくて日本語の勉強を始めた」って書いてあることが多いです。今日もハイタッチで、海外の方々に直接言われましたし、それを見たら「ああ、僕も韓国語を頑張って、その次は英語も勉強したいな」って思いました。もともと英語は勉強したかったんです。やはり世界の共通語だから、もっと多くの方々に、僕の気持ちを伝えられるだろうと思うので。

――ドラマ「番人」のOST「Wanna Be With You」に参加したのに続き、ドラマ「ムクゲの花が咲きました」のOST「Love again」ではソロにも挑戦しましたが、レコーディング時のエピソードを聞かせてください。

高田健太:やはり、発音の面で慣れていない部分があって、まだできない発音が多いので、それをディレクションしてくれる方がいるのですが、一緒にひとつひとつ修正しながら作業をするのがすごく楽しいんです。これから、発音をもっと上達させて、一発OKになるくらいに頑張ります。


「Kstyleのニュースに載って、検索ワード1位にもなれるように(笑)」

――これから、どんな活動をしたいですか?

高田健太:まだまだ僕が自分の長所や得意な分野を見据えきれてない部分もあるのですが、まずは活動しながら、それを発見していきたいです。個人的には、できたらMCにチャレンジしたいと思います。韓国にはおもしろいMCの方がたくさんいて、その活躍ぶりがすごくうらやましいんです。そのためには、韓国語も頑張らなくてはいけません。でも、まだデビューをしていないので、まずはデビューをするのが目標です。

――アーティストとしては?

高田健太:やはり、ソロよりはグループで活動したいです。アイドルグループに憧れて韓国に渡ったので。

――ロールモデルは?

高田健太:TEENTOPのリッキーはさんはもちろんとして、憧れているK-POPの先輩はたくさんいますが、海外のアーティストではビヨンセさんが大好きです。ステージでの圧倒的なパフォーマンスがすごいし、やはり世界的なアーティストなので憧れます。そしてポシティブな考え方を持った人が大好きで、僕もみんなを元気にするパワーを持った人になりたいです。

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

高田健太:Kstyleさんは、僕の記事をたくさん載せてくれているし、実は以前から読者でした(笑) だからこうしてインタビューしていただけてうれしいです。これからも成長していく高田健太でいますので、読者のみなさんが待っていていただけたらうれしいです。毎日、Kstyleのニュースに載って、検索ワード1位にもなれるように(笑) 頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

ライター:安部裕子

Takada Kenta 密着番組(仮) 放送決定!

・ダイジェスト版:BSスカパー!にて10月先行放送
・完全版:Mnetにて11月放送

韓国100%エンターテインメントチャンネルMnet
スカパー!、全国ケーブルテレビほかで視聴可能
http://jp.mnet.com/

記者 : Kstyle編集部