ムン・グニョン&パク・ジョンミン、演劇「ロミオとジュリエット」に出演…ポスター公開

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写真=SEM COMPANY
シェイクスピアの死去400周年を迎え、彼の多数の戯曲の中で、最も美しいセリフと劇的な効果を通じて全世界の人たちから愛されてきた作品である「ロミオとジュリエット」が演劇として制作される。

「ロミオとジュリエット」はシェイクスピアによって誕生して以来、時代と国籍を問わずオペラ、バレエ、演劇、ミュージカル、映画、ドラマなどコンテンツのジャンルを超え、数多く変容されてきた作品であるだけに、リメイク作の受賞記録や歴史を掲げたり論ずることができない世紀のロマンスだ。

世紀が経っても多くの人たちから着実に愛されてきた理由はおそらく、二人の男女が披露した純粋な愛と、その愛を守るために死をも辞さなかった花火のような情熱があったからだろう。

2016年に新たに披露する「ロミオとジュリエット」は、特別で異色なキャスティングが際立つ。忠武路(チュンムロ、韓国の映画界) の大ブレイク中の俳優として位置を固めたパク・ジョンミンと、キャリア18年の演技の実力で幅広いスペクトルを誇示する女優ムン・グニョンがキャスティングされたのだ。

最近、映画「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」で百想芸術大賞で新人演技賞を受賞した忠武路のスター俳優パク・ジョンミンは、喜劇原作のキャラクターの個性を生かした深みのある解釈で、新しくて立体的なロミオの誕生を予告している。

幅広いスペクトルをベースに18年経歴を誇示する韓国のトップ女優ムン・グニョンは、2010年の演劇「クローザー(Closer)」以来、6年ぶりに舞台に復帰する。愛を守るために家族の反対と社会的な拘束を超えて、死をも辞さない繊細で盲目的かつ剛直な内面を表現する、純粋で魅惑的なジュリエットに変身し、演技の情熱を燃やす予定だ。

今回に公開した「ロミオとジュリエット」のキャラクターポスターは、10代の火のような熱い愛、その純粋で盲目的な感じをそのまま表現した、セクシュアルで夢幻的なイメージで視線を引き付ける。

パク・ジョンミンとムン・グニョンのワンキャスティングニュースは、シェイクスピアの作品で演劇舞台に上がるだけに、二人の主演俳優たちがその重さと負担感を完全に耐えるという強い意志が含まれていて、公演愛好家たちだけではなく、彼らを知っている一般人たちにも破格的で新鮮かつ強烈な印象を与えている。

同じ年のパク・ジョンミンとムン・グニョンが描く「ロミオとジュリエット」は、12月9日にソウル国立劇場タルオルム劇場で開幕する。

記者 : ホ・ソルヒ