D.HOLIC、4thシングル発売記念ショーケースを開催…メンバーの脱退&新加入、今のそれぞれの思いとは?(総合)

OSEN |

D.HOLICは6日の午後、ソウル江南(カンナム) 区論硯洞(ノンヒョンドン) のエムポットホールにて4thシングル「Color Me Rad」の発売記念ショーケースを開催し、新曲の紹介はもちろん、これからの活動について覚悟を語った。今回の活動を通じて「これからは普通に活動していきたい」という覚悟は胸を打つものがあった。

今回のアルバムを準備する過程で、グループ内にも変化があった。メンバーのドゥリが脱退してラップ担当のEJが加入したことで、グループのカラーが変わった。特にEJはガールクラッシュ(女性が女性に対して憧れの感情を抱くこと) の強烈な感じを生かすため、マスクをつけて活動する予定だ。EJは「正直に言うと今でも実感が湧かない。何も考えられないほど緊張した。とても震えた」と感想を語った。

メンバーのドゥリの脱退についても言及した。ファジョンは「実はドゥリ姉さんは体調が良くなかった。アルバムを準備する過程の中で突然体調が悪化した。グループにリーダーがいないのは心配だったが、その分責任感も生まれたし、メンバー全員がリーダーのような気持ちで配慮している」と語った。ハミは「2回もメンバーが変わった。もともといたメンバーがいなくなり、本当に大変だった。たまに心が揺れ動くことがあった。一緒に泣いたこともあるし、苦しいときも多かった」と本音を打ち明けた。

もう一度変化を試みた新曲「Color Me Rad」は強烈なEDM(Electronic Dance Music) ジャンルの楽曲で、「もっと素敵な色で私を染めてほしい」という意味が込められている。魅力的なサビとパワフルなダンス、D.HOLICならではのセクシーさまで、多彩な魅力を表現している。

新曲の舞台を終えたメンバーらは、一人一人活動に対する覚悟を明かしたが、特に「これからは普通に活動していきたい」という言葉が視線を引きつけた。EJは「新しく出発することになったが『これじゃなきゃだめ』という気持ちで死ぬ気で頑張る。このグループの名前を多くの人に知ってほしい。必要とさせるように頑張るので、温かい目で見守ってほしい」と覚悟を語った。特にEJはもともとボーカルだっただけに、その場でボーカルの実力も見せてくれた。

ハミは「まだ知名度が低いのが残念だが、ずっと頑張っていくので見守ってほしい。名前をもっと知れ渡らせるのが目標だ」とし、レナは「今回の活動をしながら、これからは普通に活動していきたいと思った。もう日本から来て3年が経ち、親にお金も送ってあげたい。だからこそ今回は必ず成功したい。『人気歌謡』にもきっと出演したい」と率直に語り、笑いを誘った。これにハミも「言いたかったが、言えなかった」と付け加えた。

ファジョンも「デビューして結構時間が経ったが、韓国より海外で反応があった。日本にもたくさん行った。ショーケースもしたが、韓国でも多くの方々に見てもらいたい。知名度アップが目標だ」と希望を語った。

海外での活動についても話した。レナは「今年は日本で活動すると思うし、日本の歌も準備している。福岡でコンサートがあるが、韓国の先輩たちとも素敵なステージを準備している。たくさん応援してほしい」と話した。

D.HOLICのメンバーらはバラエティ番組への出演についても話した。ハミは「軍隊に行きたい。中国で軍隊に行くのは容易ではないので出演してみたい」とし、レナは「『私たち結婚しました』に出演したい。今の事務所は恋愛禁止なので『私たち結婚しました』で仮想夫婦をしてみたい。SUPER JUNIORのイトゥク先輩と一緒に出演したいと思ったが、もう出演されたと言われた」と正直に打ち明けた。また、ファジョンは「ボーカルだから『覆面歌王』に出演したい。映像は送ったが、順番待ちのようだ」と明かした。

カムバックを控え、ソロ活動に集中していたメンバーらは、D.HOLICとしての活動のためにトレーニングも欠かさなかった。ボーカルトレーニングとダンスレッスンからスタイル管理まで徹底的に準備した。

ハミは「ソロ活動もしているし、メンバーたちと一緒に練習もしている。今回のメンバー交代があった時は、実は悲しかった。大変な時期もあったが、メンバーたちがずっとそばにいてくれたからこそ、今まで耐えることができた」と打ち明けた。

続けてレナも「韓国に来て本当に頑張った。ダンスや歌の練習も一生懸命頑張ったし、個人的にはスタイル管理も一生懸命に行った。ハミもファジョンさんも背が高くて今回のカムバックのためにスタイル管理を本当に一生懸命にしていた。太ももの筋トレをした」とスタイル管理の秘訣を公開した。

また、EJは「もともとボーカルだったが、D.HOLICに加入して初めてラップを担当することになった。ぎこちない感じもあったが、一生懸命練習した。また、スタイル管理も一生懸命行った。メンバーはスタイルがいい人が多いので、宿舎ではさつまいもばかり食べていた」とし、ファジョンも「最近、作詞や作曲にハマッている。D.HOLICの活動をしながら一生懸命作り、いつかきっと…」と覚悟を語った。

新しいメンバーの加入でもう一度変化し、より一層様々な魅力を備えて戻ってきたD.HOLIC。メンバーらの望み通り今回のアルバムはその名を知らせるきっかけとなるのだろうか、これからが期待される。

記者 : ソン・ミギョン