SHINee オンユの止まらない成長…「太陽の末裔」で見せる深い感情演技に注目

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
俳優として医師として成長していくSHINee オンユの姿を見守ることは楽しい。

KBS 2TV水木ドラマ「太陽の末裔」(脚本:キム・ウンスク、キム・ウォンソク、演出:イ・ウンボク) が連日視聴率を更新して、シンドロームを巻き起こしている中、ソン・ジュンギ&ソン・ヘギョ、チン・グ&キム・ジウォンのカップル以外にも、出演する俳優たちは様々な魅力で人気を得ている。特にオンユは、初の正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品) 演技に挑戦するにもかかわらず、安定した演技力で好評を得ている。

劇中で、医大時代からシュヴァイツァーになることを夢見る、お金持ちのお坊ちゃんである医師イ・チフン役を演じているオンユは、どんな俳優ともケミ(ケミストリー、相手との相性) が良い。先輩であるカン・モヨン役のソン・ヘギョと、ソン・サンヒョン役のイ・スンジュンは、オンユとのシーンが多いがオンユは、ソン・ヘギョとイ・スンジュンの間で特有のビタミンのような魅力をアピールしながら、明るいエネルギーを伝えた。また、劇中でウルクの少年ブラッキー役で登場する子役とも可愛く息を合わせている。

放送の序盤、「太陽の末裔」でビタミン役を果たしたオンユは、イ・チフンが地震という災害を経験して、徐々に変化していく姿も繊細にこなしている。地震の中でカン・ミンジェ(イ・イギョン) を見つけるが、助けることができずに恐怖のため、掴んでいた手を離してしまったイ・チフン。その後イ・チフンは、自分の行動に自ら驚き心の重荷を抱えている。医師として、今後どのように成長していくかを示すエピソードでオンユは、深い感情を引き出して嗚咽する演技を見事にこなした。今後展開されるカン・ミンジェとイ・チフンのストーリーも期待を集める。

ビタミンと呼ばれていた序盤の姿とは、確実に対比される現在のイ・チフンまで、短編的なキャラクターではなく心境の大きな変化を経験する複雑なキャラクターを見事にこなし、自身の役目を果たしているオンユが微笑ましい。イ・チフンの成長と共にオンユの俳優としての成長にも注目したい。

記者 : ソン・ミギョン