盗作疑惑の映画「暗殺」の民事訴訟、来月14日に最終決定

OSEN |

写真=「暗殺」ポスター
小説家チェ・ジョンリムが映画「暗殺」に提起した盗作に対する民事訴訟について、裁判部が4月14日に最終的に判断すると明らかにした。

チェ・ジョンリムが映画「暗殺」のチェ・ドンフン監督とケイパーフィルムの代表取締役、そしてSHOWBOXの代表取締役を相手取り提起した民事訴訟の第2回弁論期日が17日午後11時40分、ソウル中央地方裁判所第13民事部の主管で開催された。この日、第2回弁論期日には小説家チェ・ジョンリムと被告人の弁護人が出席した。

この日、原告のチェ・ジョンリムは自身の小説と映画「暗殺」が実質的な類似性があると主張したが、被告側の弁護人は類似性がないとしており、平行線をたどった。現在、被告側が名誉毀損と業務妨害罪で告訴した案件については特に進捗はなかった。

また、チェ・ジョンリムは裁判部に被告側の弁護人から強迫を受けていたと主張した。チェ・ジョンリムは「被告側の弁護人側が強迫している」とし「裁判で負けたら約3千万ウォン(約200万円) を支払わなければならないと手紙で知らせ、SNS上で世論操作をしているみたいだ」とし、一方的に主張した。これについて裁判部は「原告側としては当然な話も強迫として受け止める場合がある。公然と誤解を招くような発言は慎むべきだ」とし、被告側の弁護人に警告した。チェ・ジョンリムは「作家たちが裁判で勝ったことがなかった。民事裁判部だけではなく、ユネスコと世界著作権協会に同じ案件を持って苦情を提起した」と付け加えた。

被告人の弁護人側は「同じ主張が繰り返されており、刑事告訴の件についても検察官が変わり、きちんと進行していないため、裁判部の判断だけが残っていると思う」と述べた。

これについて裁判部は「提出された証拠だけを元に判断する。提出されたシナリオと小説を見て、映画『暗殺』も注意深く改めて観て、本当に類似しているかについて判断する。来月14日に最終宣告をする」と決定した。

記者 : パク・パンソク