追跡スリラー映画「少女は悪魔を待ちわびて」(監督：モ・ホンジン、制作：映画社スジャク、配給：NEW)で初めてスリラーに挑んだシム・ウンギョンが韓国3大映画雑誌の表紙を飾った。

「少女は悪魔を待ちわびて」は父を殺した犯人が出所した日、15年間彼を待っていた少女ヒジュが模倣連続殺人事件に遭遇することから繰り広げられる一週間の追跡スリラーだ。本作で父を殺した犯人を追う少女ヒジュ役を務め、強烈なイメージチェンジに成功した女優シム・ウンギョンが3大映画雑誌の表紙を飾り、観客の心を鷲づかみにする最高の女優であることを証明した。

これまで愛らしくハツラツとした魅力の少女のイメージを披露してきた彼女は「少女は悪魔を待ちわびて」で強烈な変身と善悪の境界を破る前代未聞のキャラクターに挑み、成熟した一面を見せる。

7年前に同作品の出演オファーが来た時、彼女は主人公の性別が男で、当時未成年だったため、出演を辞退していた。だが、7年ぶりに奇跡のように主人公の性別が変わり、「少女は悪魔を待ちわびて」の主演を務めることになった。このような過程を経て深く安定した演技力を披露したシム・ウンギョンの成長過程が映画雑誌の表紙にそのまま盛り込まれており、人々の視線を釘付けにする。

まず、暗い中で冷たい表情でカメラを見つめている「CINE21」の表紙は、純粋な姿の裏側に冷静で執拗な一面をもつ少女ヒジュの姿を表現し、映画に対する期待感を高める。


また、勝気ながらも冷たい雰囲気が漂う「magazine M」の表紙では、これまで見せたことのない一味違う魅力を披露する。最後に少女と女性の境界に存在するような神秘的な印象の「MAX MOVIE」の表紙が「少女は悪魔を待ちわびて」でさらに成熟した演技力を見せるシム・ウンギョンならではの卓越した魅力を見せている。

シム・ウンギョン主演の「少女は悪魔を待ちわびて」は韓国で10日に公開された。