「華麗なるリベンジ」ファン・ジョンミン&カン・ドンウォン、これまでになかった韓国バディ映画の誕生

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写真=SHOWBOX
ファン・ジョンミンとカン・ドンウォンの初の共演で話題を集めている「華麗なるリベンジ」が、今まで見ることのできなかった新たなバディ映画(同性の主人公が二人一組で活躍する映画ジャンル)の誕生を知らせ、観客の期待を高めている。

「華麗なるリベンジ」(監督:イ・イルヒョン、制作:映画社ウォルグァン・サナイピクチャーズ、配給:SHOWBOX)は、殺人の濡れ衣を着せられて収監された検事が、刑務所で知り合った前科9犯のイケメン詐欺師の嫌疑を晴らして出所させた後、彼を動かして寃罪を晴らそうとする犯罪娯楽映画だ。

内容だけを聞けば復讐劇やノワールのような非情なジャンル映画を思い起こさせるが、題名に入った“外伝”から分かるように、初めから終わりまでさわやかな笑いが生きている娯楽映画だ。

自ら脚本を書いて演出も務めたイ・イルヒョン監督は、「検事と詐欺師が出会って繰り広げられるバディ映画的なケミ(相手との相性)とコミカルな面を生かさなければなければならないと考えた。しかしストーリーが持つ重たさも持っていくために、検事という職業を持つ人々、そして彼らと共に活動する詐欺師のケミまで考慮してタイトルを定めた」と伝えた。

「華麗なるリベンジ」の検事と詐欺師は今までに見られなかった設定に始まり、これまで一度も見たことのない新しいキャラクターが誕生した。法廷にいなければならない検事ジェウク(ファン・ジョンミン)は刑務所に閉じ込められて復讐の構図を練り、虚勢に満ち溢れた前科9犯の詐欺師ジウォン(カン・ドンウォン)は刑務所の外で検事の指示により動く。絶対に成り立ちそうでない二人の出会いと予測不可能な反撃作戦は、観客に今まで見ることができなかった新鮮さと愉快さを提供する。

また「華麗なるリベンジ」はあたかも、「トムとジェリー」を見るような面白さを与える。常にけんか腰でありながらも実際に相手がいなければ何となく寂しくて、互いに必要であることにより縛られているアイロニーな関係が一風変わったケミを発散し、既存のバディ映画で見てきたコンビプレイを超える楽しさと、独特の魅力によって見る者を武装解除させる。ファン・ジョンミンとカン・ドンウォンという両極端な魅力を持つ二人の俳優が、カッとなりやすい検事とイケメン欺師として向き合った瞬間、予想できない強力な相乗効果を生み出して、幻想的なコンビネーションと面白さを約束する。

ファン・ジョンミンとカン・ドンウォンの史上初のバディプレイを期待させる「華麗なるリベンジ」は、韓国で2月3日に公開される。

記者 : キム・ミリ