紆余曲折の多かったV.O.S、7年ぶりにカムバック…ショーケースを開催(総合)

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グループV.O.Sが戻ってきた。3人組でデビューしたV.O.Sは一時2人組となったが、2016年に再び3人組に戻った。紆余曲折の時間を過ごしたメンバーたちはステージ上で幸せに歌うことを誓った。

13日午後、ソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)ILCHIアートホールではV.O.Sの新ミニアルバム「RE:Union, The Real」の発売を記念するショーケースが開催された。V.O.Sはタイトル曲「その人が君だから」と「その日」の初のステージを披露した。

パク・ジホン、チェ・ヒョンジュン、キム・ギョンロクで構成されたV.O.Sは2009年5月以来、久しぶりに新しいアルバムで戻ってきた。V.O.Sは「久々に3人が一緒にステージに立った」とときめく姿を見せた。

2人体制で活動したV.O.Sはパク・ジホンの合流で3人体制に戻った。6年ぶりに和音を合わせたV.O.Sは「僕たち3人の声が重なって驚いた。和音を歌いながら胸がいっぱいになった。うれしかった」と話した。

V.O.Sは「アルバムを準備しながら3人ともプレッシャーが大きかった。空白が長かった。その間、大衆歌謡はかなり変わった。悩んだ末、最もV.O.Sらしい歌を持って出た」と説明した。また「今回のアルバムでは僕たちの話を書いた歌詞と多くの方々に懐かしさを与える歌詞を書いた」と話した。

チェ・ヒョンジュンとキム・ギョンロクは「3人組から2人組に変わって活動した時、怖かった。V.O.Sをちゃんと守らなければならないというプレッシャーが大きかった」とし「しかし久しぶりにパク・ジホンに会うとすべての心配が消えた」と話した。

今回の再結合に対してメンバーたちは「会社の代表が大きな役割をしてくれた。長い間離れていたため、メンバーの間には気まずいところがあった。ところが代表がメンバーを集めて対話の場を設けてくれた。目を見ながら話をするとお互いの気持ちがわかった」と説明した。

メンバーたちとは別に、ソロ歌手として活動したパク・ジホンは「人生で誰もが共感できる話だと思う。長い時間誤解しながら生きるとその感情が自らを縛る。最初会った時、チェ・ヒョンジュンが怖い目で僕を見た。でも眼差しが次第に変わった」と笑った。

キム・ギョンロクは「お互いの感情の谷が深かったというより、どうも離れていることに馴染んでいた。でもずっと空席を残して歌を歌った。漠然といつか3人になることを夢見た。その時期が思ったより早く来た」とパク・ジホンと3人体制になったことに満足を示した。

メンバーたちは「僕たちは演技するように歌を歌うとすぐにバレると思った。だから真心をこめて歌いたいと思う」と話を始めた。

続いて「デビューを控えた新人の気持ちで準備した。まるで練習生になったように歌った。ストーブもない地下の練習室で苦労しながら練習をたくさんした」と笑った。

メンバーたちは「まずファンに謝りたい。今まで紆余曲折、誤解などが多かった。でも今回戻ってきたので楽しみにしてほしい。感謝し、申し訳なかったと話したかった」と挨拶した。

V.O.Sのニューアルバムにはタイトル曲を含め計5曲が収録される。今回のアルバムを通じて人生の重さに疲れ、傷ついた人々を慰める内容を歌詞で表現した。12年を盛り込んだメンバーたちの感性をそのまま表現しようと準備した。

V.O.Sの新ミニアルバム「RE:Union, The Real」は14日夜0時に発売される。

記者 : キム・イェナ、写真 : キム・ジェチャン