「フィッシュマンの涙」イ・グァンス、魚人間に扮したスチールカットを公開

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写真=フィラメントピクチャーズ、映画社ウサン
俳優イ・グァンスがアジアプリンスから魚人間に扮した姿が公開された。

映画「フィッシュマンの涙」(監督:クォン・オグァン、制作:映画社ウサン、配給:フィラメントピクチャーズ)側が8種類のスチールカットを初公開した。

公開されたスチールカットはイ・グァンスが演じた“魚人間”パク・クを中心に展開される事件に対する好奇心をくすぐる。

パク・クに出会ったことをきっかけに本当の記者になろうとする見習い記者サンウォンとパク・クを売りにしてインターネットで話題を集めようとする元彼女ジュジン、そしてパク・クを魚人間にした張本人ピョン博士とパク・クの父、パク・クを弁護するキム弁護士など、パク・クを巡る多様な人物の群像を見せてくれる予定だ。イ・グァンス、イ・チョニ、パク・ボヨンをはじめ、イ・ビョンジュン、チャン・グァン、キム・ヒウォンなどの演技派俳優の熱演は観客から共感を引き出すはずだ。一方、新薬開発の副作用によって魚人間になったパク・クに興味をもち、押し寄せてくる人々の反応は時代像をそのまま反映しており、深い印象を与える。

パク・クは一瞬にして熱狂の対象になり、一瞬にして非難の対象になる最も特別な存在であり、平凡なフィッシュマンの涙だ。パク・クに扮したイ・グァンスは4~6時間もかかる扮装と8kg以上の魚の帽子を被り、大胆な演技変身を図った。

さらにイ・チョニはどこか間が抜けているようで切ない現時代の自画像であり、若年者失業問題を代弁する人物で就活生のサンウォン、パク・ボヨンは最も現実的で常識的な人物であると同時に憎めないキャラクタージュジン役を演じる。

イ・グァンス、イ・チョニ、パク・ボヨンが出演する映画「フィッシュマンの涙」は新薬開発の副作用で魚人間になった青年パク・クが世間の関心のもと一躍スターとなり、その後、製薬会社の陰謀で社会から追い出される危機を迎えるストーリーを描いた映画だ。第40回トロント国際映画祭で好評を得て、10月1日から行われる第20回釜山(プサン)国際映画祭に公式招待された。10月22日に韓国で公開される。

記者 : キム・ミリ