ソ・ジソブ、映画「王の運命」に特別出演…正祖役で存在感を見せる
OSEN |
写真=映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」スチールカット
俳優ソ・ジソブが映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」で正祖役を演じる。2日、映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」側が発表した。「王の運命-歴史を変えた八日間-」はいかなる瞬間にも王でいなければならなかった父・英祖(ヨンジョ、ソン・ガンホ)と、一瞬でも息子でありたかった世子(セジャ:王の跡継ぎ)の思悼が描く、韓国の歴史に書かれた最も悲劇的な家族史を描いた作品。映画やドラマはもちろん、音楽にまで活動の幅を広げ、あらゆる分野で活躍している多芸多才な俳優ソ・ジソブが「王の運命-歴史を変えた八日間-」で正祖役として特別出演し、存在感を見せる予定だ。
ソ・ジソブは世孫時代、父の悲劇的な死を目撃した悲しみと苦悩を抱いた正祖役を演じ、祖父・英祖と父・思悼、そして正祖まで、3代に渡る悲劇の物語を完成させる予定だ。
一緒に公開されたスチールカットには、思悼の記録を破棄する英祖の前で青い龍袍(王の服)を来て涙を流しながら悲しい表情を見せている世子時代の正祖の姿と共に、厳粛な雰囲気で行われた政調の即位式の様子が写っている。ソ・ジソブは「出番の多さに関係なく、役が重要だと思った。シナリオが良くて出演を決めたが、果たして僕がうまくできるだろうかと何度も悩んだ。本当に楽しい撮影だったし、機会があれば次の作品を通じてまたイ・ジュンイク監督とご一緒したい」と「王の運命-歴史を変えた八日間-」に特別出演した感想を伝えた。
イ・ジュンイク監督は「これまで歴史の中の悲運の人物として描かれてきた思悼世子を、父・英祖と彼の息子正祖に至る朝鮮王朝3代の因果関係を通じて、再びスポットライトを当てたいと思った。正祖が登場するシーンはたった3シーンに過ぎないが、キャラクターが映画の中で意味するところは大きい。ソ・ジソブをキャスティングするため本当に三顧の礼を尽くしたが、彼は悩んだ末にノーギャラで出演する意志を伝えてくれた。ソ・ジソブは役について深く悩んだことはもちろん、撮影現場でもたった1秒も緊張感を緩めなかった良い俳優で良い人だ」と感謝の気持ちを伝えた。
父親によって米びつに閉じ込められ、8日目で死を迎える思悼世子の事件を家族史の観点からスポットライトを当てた「王の運命-歴史を変えた八日間-」は、韓国で9月16日に公開される予定だ。
記者 : チョン・ジュンファ