トロット(韓国の演歌)歌手パク・ヒョンビンが妻との結婚秘話を明かした。

8日午後12時、ソウル広津(クァンジン)区広場洞(クァンジャンドン)に位置するソウルシェラトン・グランデウォーカーヒルホテルのヴィスタホールでパク・ヒョンビンの結婚記者会見が行われた。この会見にはパク・ヒョンビンと花嫁が出席した。

パク・ヒョンビンは「結婚する現在の心境は？」という質問に「妻帯者になる前の最後の記者会見だと思うと感慨深い。独身最後の夜も緊張しなかった。彼女も理解してくれるだろうが、“仕事”という意識が大きかった。今、結婚式までもうすぐという時に緊張し始めた」と率直な心境を伝えた。

また、妻が慣れない取材陣のフラッシュに緊張した様子を見せると「すごく緊張しているみたいだ。まだ僕のことを信じられないようだ」という言葉で緊張を解してあげた。

続いて「極秘交際」に関する質問にはきっぱり「違う」と叫んだ。パク・ヒョンビンは「一度も隠そうとしたことはない。いつも一緒に歩き回っていた。皆さんが興味を持っていなかったんだろう」とぎこちなく笑った。

意外な答えは「初めてのキス」の質問で返ってきた。パク・ヒョンビンはファーストキスに関する質問に「出会ったその日にした」と躊躇いなく答え、取材陣を驚かせた。また、「どこでしたのか？」という質問には「憶えていない」と言い、笑いを誘った。続いて「付き合いながら結婚を決意したけど、一目ぼれだった」と明かした。

2人の子供の計画は、息子と娘。パク・ヒョンビンは「子作りの予定は？」に「王子様とお姫様を両方考えている」と答え、花嫁を見て笑った。

パク・ヒョンビンの結婚相手は韓国舞踊を専攻した4歳年下の一般女性だ。パク・ヒョンビンは芸能人ではない恋人を配慮して5年間秘密裏に交際し、ゴールインした。

パク・ヒョンビンは2006年、シングル「パラパパ」でデビューしたトロット歌手。その後、「ゴンドゥレ マンドゥレ」「お兄さんを信じて」「シャバン シャバン」「屈しない人生」などのヒット曲を発表しながらトロット界のアイドルとして愛されている。また、2011年には日本でもデビューし、同年「第26回日本ゴールドディスク賞」でベスト演歌歌謡曲ニューアーティストを受賞するなど活躍した。