「マドンナ」「京城学校」「極秘捜査」…映画のタイトルに隠された秘密とは?

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写真=「マドンナ」「京城学校」「極秘捜査」ポスター
「マドンナ」から「京城学校:消えた少女たち」「極秘捜査」まで、映画のタイトルに隠された秘密が話題になっている。

まず「マドンナ」は最も身近な世界的なポップ歌手の名前であり、聖母マリアのもう一つの名前である。「マドンナ」というタイトルについてシン・スウォン監督は「まったく異なる二人の人物は現代女性の精神世界を支配する重要なアイコンである。すべての女性の内面には二人の人物が同時に存在しているかも知れない」とタイトルの秘密を打ち明けた。

またマドンナは劇中、謎の事故で意識不明の状態になってVIP病棟に運ばれてきたミナの異名で、彼女の過去を追う准看護師ヘリムに手掛かりを提供し、ストーリー展開において重要な役割を果たす。そしてヘリムが追うマドンナの過去と現在の視点が交差するユニークなストーリー構成で衝撃的な秘密が明かされ、観客をさらに集中させる。韓国で7月2日に公開される。

「京城学校:消えた少女たち」は少女たちが消えた京城(キョンソン:ソウルの旧称)の寄宿学校で繰り広げられるミステリーを描いた恐怖映画だ。映画のタイトルであり舞台である京城学校は予測不可能な秘密を抱いている空間でタイトル自体も好奇心をくすぐる。特に古めかしい雰囲気が漂う京城学校は、時代的な状況と映画のどんでん返しを表現しており、注目を浴びている。韓国で6月18日に公開される。

最後に「極秘捜査」は四柱推命で誘拐犯を追う刑事と導師の物語を描いた。多少ユニークな発想だが、驚くことに1978年に起こった実際の事件を元にしている。誘拐された子供を探す刑事と四柱推命で捜査をサポートする導師は、子供を助けるためには秘密裏に捜査を行うべきだと主張して「極秘捜査」というタイトルが名づけられた。韓国で6月18日に公開される。

記者 : キム・ミリ