イ・ジア、腹筋写真を無断使用した整形外科医との訴訟に敗訴

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB
女優イ・ジアが広告に自身の腹筋写真を無断で使用した整形外科医を相手取り、肖像権とパブリシティ権を侵害したと提起した訴訟で敗訴した。

4日、ソウル中央地裁民事控訴3部(部長判事:カン・テフン)は、イ・ジアがソウル江南(カンナム)区のある整形外科の院長A氏を相手取って提起した損害賠償請求訴訟の控訴審で、第一審とは異なる原告敗訴の判決を言い渡した。

裁判所は「俳優や歌手などの芸能人は職業の特性上、自身の名前と肖像を人々に公開することを包括的に認めたものと思われるため、人格的な利益の保護範囲が一般人より制限される」と判断した。

また「広告に使われた写真は、イ・ジアがモデルを務めるアパレル広告の写真であり、広告の内容には病院の名前がないため、A氏から腹部整形を受けたとは思われない」と明かした。

A氏は2012年8月から3ヶ月間、自身のブログにイ・ジアの腹部整形の前後写真を掲載した。これにイ・ジアは自身の肖像権とパブリシティ権が侵害されたと訴訟を提起した。

これに対して第一審裁判所はA氏がイ・ジアの名前や肖像を営利の目的でむやみに使用し、人格権を侵害したとイ・ジアに300万ウォン(約33万5000円)を賠償することを命じた。しかし、第一審でもパブリシティ権の侵害は認めなかった。

記者 : チョン・ウォン