オープンネット側「キム・ジャンフンの映画ダウンロードは合法…無料で法的サポート」

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写真=マイデイリー DB
歌手キム・ジャンフンが違法ダウンロード疑惑で物議を醸している中、情報の人権保護活動を展開している専門家の集まりであるオープンネット側が「キム・ジャンフンの行為は、私的利用のための複製に該当するため、“合法ダウンロード”だ」と主張した。

オープンネットは24日、公式サイトで「著作権法第30条は、『公表された著作物を営利を目的とせず、個人的に利用したり、家庭及びこれに準ずる限られた範囲内で利用する場合には、その利用者はこれを複製することができる』と規定している。家で一人で見るために映画をダウンロードする行為は、まさにこの条項に該当し、著作権侵害ではない」と発表した。

さらに「キム・ジャンフンの『96時間/レクイエム』のダウンロード行為が著作権法違反であるという主張は、現行法の無知を現わしたことに過ぎない」と強調し、「キム・ジャンフンはウェブハード(ウェブ上のストレージ・サービス)QDOWNで『96時間/レクイエム』をダウンロードしたが、QDOWNは未来創造科学部に登録された付加通信事業者のウェブサイトで、韓国著作権委員会の性能評価を通過した著作権フィルタリング技術を適用している。そしてQDOWNには合法著作物もとても多く(放送物はほとんど連携コンテンツであり、放送局3社はウェブハードから毎年数百億ウォン(数十億円)に上る著作権料を受け取っていく)、キム・ジャンフンはダウンロードの見返りを支払ったため、違法ということに対する明白な認識があり、故意にしたと言うことはできない」と説明した。

特にQDOWNはキム・ジャンフンが希望する場合、無料で法的サポートに乗り出す計画だとも付け加えた。

これに先立ちキム・ジャンフンは、ネットユーザーたちから映画「96時間/レクイエム」を違法にダウンロードしたと指摘された。キム・ジャンフンが18日、Twitterに「約1ヶ月ぶりの休みだから『96時間/レクイエム』をダウンロードしたが、字幕がアラビア語。悲しく、真剣なシーンを見てもまったく集中できない」とし、「96時間/レクイエム」の画面を撮影した写真を掲載したことで疑惑が浮上した。

その後、批判が殺到するとキム・ジャンフンは20日、自身のFacebookに「もし違法だという考えを一瞬でもしたら、私がまずSNSに掲載するわけがありません。私の無知で起こったことです」と正式に謝罪した。

記者 : チョン・ウォン