A-JAX ジェヒョン、多芸多才を目指す演技アイドル「俳優が夢だった…JYJ ジェジュン先輩のようになりたいです」

OSEN |

写真=ソン・ヨンホ
A-JAXのジェヒョンが歌手デビュー前から望んでいた、もう一つの夢であった役者になった。彼はウェブドラマ「ヴァンパイアの花」の主人公に抜擢され、着実に第一歩を踏み出している。

「ヴァンパイアの花」は同名の小説を原作としている。原作のあるドラマには期待と憂慮が共存する。人気を得るか、または原作のファンが失望するかのどちらかであるためだ。このような作品で演技しなければならない俳優の負担はそれが期待であれ、憂慮であれ、大きくなるしかない。「ヴァンパイアの花」で初めて俳優になったジェヒョンもそうだった。

「人気の高い原作でした。実はオーディションを提案されたのは初めてでしたが、主人公のルイ役だと言われました。演技は初めてだし、人気のある小説に迷惑をかけるのではないかと心配しました。似たような感じでも与えなきゃというプレッシャーもありましたし、満足させなければならないと思ったためです。でも、一生懸命演技のレッスンを受けながら着実に準備しました」

「ヴァンパイアの花」はイケメンのヴァンパイアと女子高生の愛を描くファンタジー恋愛ドラマである。ややもすれば鳥肌の立つような設定だ。これを表現するジェヒョンも鳥肌の立つ状況から逃れることができなかった。

写真=ソン・ヨンホ
「僕も実は演技しながら感じました(笑) 最初に制作会社の代表にキャスティングされた時『恥ずかしくなるし、鳥肌が立つだろう。理解しておいて』とあらかじめ話して頂きました。ヴァンパイアという、人間でない存在を演じることも難しいだろうと思いました。鳥肌の立つような台詞を言いながら、僕もすごく恥ずかしかったです。『僕の奴隷になってくれないか?』のような台詞です。相手役の女優も僕を見ながら口元が今にも笑いそうになっていました(笑)」

このように鳥肌の立つドラマだが、実は彼のファンが注目したシーンは別にあった。それはジェヒョンのキスシーンだ。

「キスシーンが多かったです。『兄さんはキスがうまい』と言われました(笑) 色々な角度で撮るでしょう。50回は撮ったと思います。それで、後からは何とも思わなくなりました」

アイドルの演技?ジェヒョン以前にも多くの事例があったため、人々にとって容易に想像のつく部分だ。ちょっとしたサイドワークか、無謀な挑戦ほどに。しかし、演技へのジェヒョンの情熱は真剣なものだった。

「原作への期待があるため、期待以上のものをお見せすることは難しいじゃないですか。初挑戦でもあったのでたくさん準備しました。演技の授業をたくさん受けながら演技に邁進しました。映画やドラマもモニタリングし、勉強しました」

写真=ソン・ヨンホ
彼は実はA-JAXになる前から俳優になりたいと思っていた。テレビに出てくる歌手出身の俳優たちが彼に勇気を与え、ドラマを見ながらああいう役を演じてみたいという具体的な夢を見た。

「俳優の夢が先でした。演技を準備しながらSS501のリーダーキム・ヒョンジュン先輩も好きになりました。その中でDSPメディアのオーディションを受けることになりました。もちろん歌手もやってみたかったです。多芸多才になりたかったので。自ら作詞、作曲もしているし、演技のレッスンも受けています。SBS『星から来たあなた』でキム・スヒョン先輩が演じたト・ミンジュン、『相続者たち』でイ・ミンホ先輩が演じたキム・タン役を演じたいと思いました。恋愛ドラマってどうしても女性の方々に愛される作品じゃないですか(笑) 温かくて感性的なものが好きなので、そのような作品をしてみたいと思います。今、台本も一生懸命に見ています」

様々な演技アイドルのうち、ジェヒョンのロールモデルはJYJのジェジュンだった。彼は、演技と音楽の両方を逃したくないためだという。

「ジェジュン先輩がロールモデルです。作詞、作曲もされていますので。最近、MBCドラマ『トライアングル』を見ましたが、学ぶべきところが多いと思いました」

記者 : パク・ジョンソン