初放送「KARA PROJECT」ニコル&ジヨンの空席は埋められない…今後の課題は感情ではなく実力

OSEN |

ガールズグループKARAの新メンバーを選ぶMBC MUSIC「KARA PROJECT-KARA THE BEGINNING」(以下「KARA PROJECT」)がベールを脱いだ。KARAの名前をかけた会心のオーディション番組は疑問を残したまま韓国で初放送を終えた。果たして彼女たちの中から脱退したニコルとジヨンの空席を埋めるメンバーが出てくるのだろうか。

「KARA PROJECT」は27日午後に韓国で放送がスタートし、新たなKARAへの第一歩を踏み出した。KARAの新メンバー候補である7人のBABY KARAたちはインターネットではなく、テレビに初出演し、KARAになるためのスタートラインに立った。

しかし、BABY KARAの魅力は目立たなかった。特に、彼女たちに与えられたミッションはKARAの楽曲「STEP」のステージを一週間以内にマスターすることで、既存のメンバーと比べられるしかないミッションだった。

BABY KARAは、まずダンスの練習と共にレコーディングに入った。歌の実力はバラバラで、ミスをするメンバーも、褒められるメンバーもいたが、独特な魅力のボーカルはまだ見当たらない。制作陣も歌の実力を証明するよりも、KARAになりたいというBABY KARAの切実さだけを表現した。歌手として彼女たちがどれだけ準備されているのかを見せるより、感情的に近づいているように見えた。

そして、BABY KARAは一週間準備をした後、KARAの衣装を着てステージに上がった。KARAのように歌い、KARAのように踊った。従来のKARAのメンバーはもちろん、元メンバーのニコル、ジヨンを思い出しながら比べるしかなかった。新しいKARAではなく、KARAに追いつこうとする練習生たちの姿だった。

実は、今回の「KARA PROJECT」を見守るKARAのファンの視線とは食い違いがある。8年目のガールズグループでトップを走っているグループに新メンバーが加わることは、ファンとしてはあまり嬉しくない。そのため公開的にメンバーを選ぶ「KARA PROJECT」は一部のファンから冷たい視線を浴びている。

このような懸念を拭うためには、BABY KARAたちがKARAになれる人材だという事実を証明しなければならない。「KARA PROJECT」にはこのように簡単ではない課題が残っている。

「KARA PROJECT」は視聴者のリアルタイム投票が可能なSNS「Connectme」(40%、事前投票及び放送投票)とモバイルメッセンジャー「LINE」(30%、グローバル投票)、専門家たちの点数(30%)を総合的に合算し、KARAの新メンバーを選抜する。

記者 : パク・ジョンソン