INFINITE、新曲「Last Romeo」MV公開…繰り広げられる“ロマンの世界”

OSEN |

迫力のある青春映画のワンシーンが目の前に広がるような感じだ。しばらく忘れていたロマンの世界が繰り広げられる。

21日正午に公開されたINFINITEの2ndフルアルバム「SEASON2」のタイトル曲「Last Romeo ~君がいればいい~」は恋に命を懸け、現実にはいないがロマンが捨てられないロマンチストを忠実に再現して女心を強く刺激する。

君のためなら毒杯でも飲むという胸をときめかせる歌詞と、1~2回聴くだけですぐに口ずさむことのできるサビで構成されたこの曲は、Sweetuneの作品だ。ロックの男性的な魅力を基盤にオーケストラのセッションが雄大な感じを与え、爽やかなメロディは癖になる。

最近、郷愁を刺激する楽曲が音楽配信チャートを総なめにしているが、現在進行形のINFINITEにも勝ち目はある。特有のレトロな感じが強いため、20~30代も十分に魅了できるとみられる。アイドルの音楽というより、過去の青春ドラマのOST(劇中歌)のような感じで、恋に命を懸けていた時代を振り返ることができる。

ミュージックビデオは古典美を最大化した。ハオ体(目下や同等として扱うことのできる、聞き手の格式を改めて自分と同格まで高める文体)の歌詞に合わせ、古典的な男らしさを掲げた。中世を連想させるセットで中世の騎士のような衣装をまとったメンバーらは、より一層洗練されたルックスを披露している。もうこれ以上言及する必要もないカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)のカリスマ性も相変わらずで、強烈な表情と眼差しは、新しいINFINITEを見せてくれる。

今回のカムバックは、INFINITEが「SEASON2」、つまり新たな出発だと覚悟した作業で、19日の日本、20日の台湾に続き、21日午後8時にソウル蚕室(チャムシル)学生体育館で5000人規模の大規模なショーケースイベントを開き、レベルの違うカムバックを宣言する。

記者 : イ・ヘリン