放送終了「ジャガイモ星」ヨ・ジングが去って1年…“胸の痛い”ハッピーエンド

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「ジャガイモ星」の放送画面のキャプチャー
「ジャガイモ星」が120部作の長い道のりを終えた。家を離れたヨ・ジングは結局戻らず、ハ・ヨンスは彼を忘れられず涙を流した。

15日午後に放送されたtvNの毎日シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「ジャガイモ星2013QR3」(以下「ジャガイモ星」)の最終回には、ホン・ヘソン(ヨ・ジング)が去った後1年が経ち、ナ・ジナ(ハ・ヨンス)の誕生日を祝うノ・ミンヒョク(コ・ギョンピョ)と、依然としてヘソンを忘れられないジナの姿が描かれた。

ミンヒョクはジナの誕生日を祝うために特別なイベントを準備した。彼は「ナ・ジナ誕生祝い企画書」を作り、ジナのために一日デートコースを計画した。幸せな時間を送った2人は、まるでハッピーエンドを迎えるように見えた。しかし、その後ジナは「彼のことが、ふと頭に思い浮かんだ」と、再びヘソンのことを思い出した。

次の日、1人でバスの中で泣いていたジナの携帯には「Near」という言葉が表示され、彼女を驚かせた。ヘソンのGPSが、昔彼が暮らした場所でオンになっていたのだ。びっくりしたジナはヘソンを探すために奮闘した。しかし、GPSは再び消え、ヘソンの行方は迷宮のままだった。ジナは時間があるたびにヘソンを思い、彼の痕跡を思い返す毎日を送った。

これはミンヒョクにとって“開かれたエンディング”だった。ジナに本格的に心を開き始めたミンヒョクは、しばらくヘソンとの会話を回想し、罪悪感を覚えた。昔彼はヘソンに「あなたから何も奪うつもりはない」と言ってジナを諦めようとしたためだ。しかし、この日の放送で彼は、後日ジナをデートに誘うことを予告し軽い足取りを進めた。

その他の人物は全員日常での幸せを感じながらストーリーを終えた。チャン・ユル(チャン・ギハ)はテレビに出演することになり、ノ・スヨン(ソ・イェジ)は彼を応援した。キム・ドサン(キム・ジョンミン)とノ・ボヨン(チェ・ソンヒョン)は相変わらず夫婦喧嘩をしながら素朴な結婚生活を送り、ノ・ソン(イ・スンジェ)はキル・ソンジャ(オ・ヨンシル)に「実は好きだった」と告白した。ソンジャは彼に「次の人生で出会ったら、デートでもしよう」と答え、温かい微笑みを誘った。

消えたヘソンを思うノ家の人たちは、最初混乱していたが、すぐに彼を思い出とする姿を見せた。ジナにとってヘソンは、おそらく一生忘れられない記憶になると思われる。胸は痛いが、みんなが一歩前進するハッピーエンドだった。

「ジャガイモ星」は2013年のある日、地球に来た謎の惑星「ジャガイモ星」のために起こる、ノ家の行き当たりばったりのストーリーを盛り込んだ。「ハイキック」シリーズのキム・ビョンウク監督が演出を務めることで話題を集め、120部作でこの日最終回が放送された。

記者 : キム・サラ