“旅客船沈没事故”報道で笑う姿を見せたSBSニュースの制作陣に懲戒処分

10asia |

SBSが旅客船セウォル号沈没事故の「ニュース特報」で、記者の笑う姿が放送されたことに対し、関係者らに懲戒処分を下した。

21日、SBSは「ニュース特報」の放送関係者3人に対して、放送事故と放送事故管理に対する責任を問い、それぞれ謹慎と警告処分を下した。放送事故に関して、即刻懲戒が下されたのは放送局としては異例の処分である。

これに先立ち20日午前、SBSは10時から放送した「ニュース特報」でキム・ドヒョン海軍特殊潜水部隊の戦友会会長とのインタビューで、後ろで笑っている記者の姿が画面に映る事故が発生した。

放送後、SBSは「現場の映像を流した放送担当者のミスで、待機中の記者の姿が放送された」とし、「たとえ技術的なミスだったとはいえ、旅客船セウォル号沈没事故で全国民が悲しんでいる中、不適切なシーンが放送され、旅客船セウォル号の乗客の家族や視聴者の皆さまにもう一度心から深くお詫び申し上げる」と伝えた。

記者 : チャン・ソユン、写真 : SBS放送画面のキャプチャー