“人気沸騰中”ユ・アイン主演ドラマ「密会」話題の名シーンベスト3

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「密会」ポスター
「密会」もいつの間にか10話が過ぎた。ラブストーリースリラーという新しいジャンルを誕生させるほど毎話視聴者に緊張感溢れる展開を届けている。その秘訣は抜群の演出、安定した演技力が出会って成し遂げられる相乗効果だ。その中でも特に話題となった名シーンを挙げてみた。

写真=JTBC「密会」スクリーンショット

「足も綺麗です」初のスキンシップのきっかけとなったねずみ捕り紙

第2話ではユ・アインとキム・ヒエの初のスキンシップが描かれた。ヘウォン(キム・ヒエ)とジュンヒョン(パク・ヒョクグォン)がソンジェ(ユ・アイン)のみすぼらしい家を訪れてから始まる。

家の隅に立っていたヘウォンは突然痛みを訴えた。ヘウォンの足の裏にねずみ捕り紙がついたためだ。ねずみは本当に嫌いだと困惑したジュンヒョンは妻を放置し、家から飛び出した。

ヘウォンは「イ・ソンジェ、これ何なの?すごく痛い。足の裏が燃えているみたい」と声を上げた。ヘウォンの前にひざまずいたソンジェは「僕に任せてください。かなり痛いと思います。少しだけ我慢してください」と申し訳なさそうな顔をした。痛いけれど、一方では笑いが止まらなかったヘウォンは足を掴んで大きな声で笑った。ソンジェはねずみ捕り紙を外し、ヘウォンを軽々と抱き上げた。


「私の主は私自身」ビールをかけられたキム・ヒエ

女優ソ・ジョンヨンが強烈な印象を残した。ソ・ジョンヨンは出番は少ないが、印象的な演技で新しい“シーンスティラー”(シーン泥棒:助演でありながらも出演シーンをものにする俳優のこと)となった。ソ・ジョンヨンは朝鮮族出身の飲食店の従業員として出演し、財閥のソ会長(キム・ヨンゴン)の積極的な求愛を受ける人物を演じた。

ソ会長の後妻であるソンスク(シム・ヘジン)は夫の浮気に気付き、その片付けのためにヘウォン(キム・ヒエ)を送った。朝鮮族出身のおばさんはヘウォンが差し出したお金の封筒を見ながら侮辱を感じたように話した。おばさんは「私をどう見るか分からないけれど、私はこう見えて毛沢東主席が大文豪魯迅を称えるために立てた学校に通って、すべての人民は平等である、私の主は私自身だと学んだ人だ。こう言うのも何だが、私が気に入ったら私のお金を使ってでも付き合う」と伝え、ヘウォンに帰ってほしいと伝えた。

しかし、ヘウォンはお金を受け取るなら確答の意味として受け止めると何度も伝えた。憤ったおばさんはヘウォンにビールを浴びせた。


「上手くないかもしれません」耳で聞くベッドシーン

「サラダ油がこんなに色っぽいなんて」「ハンガーがいやらしい」キム・ヒエとユ・アインのベッドシーンを見たネットユーザーの反応だ。ソンジェのみすぼらしい部屋が一瞬にしてピンク色に変わった。

第8話では、ソンジェとヘウォンのベッドシーンが登場した。目に見えるのは“全体観覧可”レベルだったが、耳に聞こえるものは“19禁”レベルだった。ソンジェが「僕、上手くないかもしれません」と伝えるとヘウォンは「最高に楽しんでみせると言ったでしょう?それが愛だと」と挑発した。

愚痴をこぼすソンジェにヘウォンは「君、本当に初めてなの?」と聞いた。ソンジェは「振り返ってみると、じゃないみたいです」と答えた。ヘウォンは照れた声で「私が君より下手かもよ」と伝えた。するとソンジェはすぐ「それは僕が判断します。大丈夫。良くなかったら言ってください」と答え、シーンは終わる。

その後、ソンジェとヘウォンは缶ビールを分けて飲み、足でいたずらもした。ぐんと近付いた二人の妙な雰囲気の判断は空気を読める視聴者に任せられていた。

第11話では、登場人物の破局が予想される。ソ会長に対する検察の捜査が始まり、ヘウォンとソンジェを取り巻く人物たちもその黒い本音を見せ始めた。「密会」は韓国で毎週月、火曜日の午後9時45分に放送されている。

記者 : ファン・ジヨン