映画「22年目の記憶」ソル・ギョング&パク・ヘイル、親子役で初共演!“本格的な撮影に突入”

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写真=ロッテエンターテインメント
俳優ソル・ギョングとパク・ヘイルの初共演で注目を集めている映画「22年目の記憶」(監督:イ・ヘジュン、制作:パンチャパンチャ映画会社、配給:ロッテエンターテインメント)がクランクインした。

「22年目の記憶」は先月26日にクランクインし、本格的な撮影に突入した。最初の南北首脳会談を控えた1970年代、会談のリハーサルのために、独裁者金日成(キム・イルソン)の代役として抜擢された無名の演劇俳優と息子の物語を描いた映画だ。

今回の映画でソル・ギョングは、地上最大の悪役を演じることになった俳優ソングン役を務める。劇団の雑用も受け持っている三流俳優だが、息子にとってだけは誇らしい父親でありたいソングンは、国家と民族のための最も偉大な演劇の主人公になり、人生が根底から揺れてしまう。ソル・ギョングは、実在人物の代役のために外的な変身はもちろん、父親であり小市民としての人間味溢れる姿、1970年代から90年代までの時代を生き抜き変化する一人の人物の姿を描き出す予定だ。

パク・ヘイルは、幼い頃は憧れの存在同然だったが、無残にも変わり果て今では人生の重荷になってしまった父親の息子テシク役を務める。彼は無責任で俗物根性のチンピラだが、父親に対して複雑な感情や愛憎を持つテシク役を通じて、以前のまじめで線の太い姿とはまた違った新しい魅力を披露する見通しだ。

「22年目の記憶」は、親子として共演するソル・ギョングとパク・ヘイルだけでなく、ユン・ジェムン、イ・ビョンジュン、リュ・ヘヨン、イ・キュヒョンなどの個性溢れる演技派俳優たちが参加した。ユン・ジェムンが中央情報部のオ係長、イ・ビョンジュンがソングンの演技を演出するホ教授、リュ・ヘヨンがテシクに片思いするヨジョン、イ・キュヒョンがソングンの台本を担当するチョルジュ役を演じる。

「22年目の記憶」は、韓国で今年下半期に公開される予定だ。

記者 : キム・ミリ