「22年目の記憶」ソル・ギョング&パク・ヘイル、実力派俳優が親子として初共演…相乗効果に“期待”(総合)

OSEN |

写真=キム・ギョンソプ記者
ソル・ギョングとパク・ヘイル、2人の俳優が初共演する。金日成(キム・イルソン)の代役という、実話を題材にした映画「22年目の記憶」で親子として共演する2人の俳優が、どのような相乗効果を生み出すのだろうか。

ソル・ギョングとパク・ヘイルは29日午前、ソウルロッテシネマ建大(コンデ)入口店で行われた「22年目の記憶」の制作発表会に参加し、本格的な映画のスタートを知らせた。

この日2人は初めて共演したことについて、お互いに限りない信頼を送りながら映画に対する期待を高めた。

パク・ヘイルはソル・ギョングのキャスティングを聞いたとき「その方しかいないと思った」とし「早くお会いしたいと思っていた。今でもお会いできて嬉しい。先輩のキャリアはジャンルを網羅する。そこでたくさん学びたいと思っており、見て感じたことが多い」と述べた。

これにソル・ギョングは「私だけでなく、たくさんの方々がご一緒したかった俳優だ。共演したが、撮影しながら他の方とお会いすることがあるとパク・ヘイルさんのことをたくさん話した。パク・ヘイルの魅力にはまっていると話した」と伝えた。

9歳の歳の差にもかかわらず、親子で共演したことについても心配していないと答えた。パク・ヘイルは「ストーリーが独特だったことが、実際のその年齢層の俳優が僕の父になるのではなく、映画的に特殊扮装が入るため、心配はしていない」と説明した。

ソル・ギョングは金日成の代役の演技に関する話を伝え、注目を浴びた。彼は「負担はなかった。私は金日成役ではなく、金日成の代役なので、私は私だと思って演じた」とし「金日成の行動やジェスチャーはたくさん勉強したが、私であるべきとの思い、パク・ヘイルの父の範疇から外れてはならないとの大枠があった」と付け加えた。

「22年目の記憶」は韓国のど真ん中、自身を金日成だと固く信じる男と、そのような父により人生が歪んでしまった息子のストーリーを描いた作品で、韓国で来月公開される。

記者 : キム・ギョンジュ