「本当に良い時代」イ・ソジン&キム・ヒソン、15年ぶりに始まった切ない恋愛…“今後の展開に期待”

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「本当に良い時代」15年ぶりに始まった恋愛、最も切なくて大切だ。

30日に韓国で放送されたKBS 2TV週末ドラマ「本当に良い時代」第12話では、ドンソク(イ・ソジン)とヘウォン(キム・ヒソン)の本心が明らかになり、注目を集めた。

15年前、ドンソクのことが純粋に好きだったヘウォンは彼の復讐に利用されたという苦しい傷を持って生きている。彼女は15年ぶりに再会したドンソクに片思いの良いところはいつでも終わらせることができることと言いながら傷ついたことなどないかのように笑って見せたが、彼のキスで身動きもできずにぼんやりと座っている姿は、彼女がどれだけ傷ついたのかを物語っていた。

また、ドンソクは15年前のことを持ち出すヘウォンに無意識にキスして口を塞ぎ、15年間罪悪感に苛まれていたことを覗かせた。彼も実は本気でヘウォンのことが好きだったが、家族を守るため仕方なくヘウォンを利用した事実が明らかになり、より切なさを与えた。

“涙の女王”キム・ヒソンの繊細な感情の演技が彼らの愛をより切ないものにした。キム・ヒソンはイ・ソジンとキスするシーンで大きくて深い瞳で一瞬驚き、ひとしずくの涙を落とす繊細な演技で、へウォンの感情をお茶の間にそのまま伝えた。また、明るいふりをしていたヘウォンが階段に座ってぼんやりと空を見つめるシーンは、涙を見せるよりも、苦しく切ないが何もできないヘウォンの心を完璧に伝えたと評価されている。

イ・ソジンは無視されていた少年から堂々とした検事になり、ヘウォンに近づける地位になったと考えていた矢先、母ソシム(ユン・ヨジョン)の言葉で再び感情を抑えながら怒りをあらわにする内面演技を披露し、視聴者をドラマにさらに夢中にさせた。15年が過ぎた故郷では姫のへウォンがフィクサーになっており、家政婦だったソシムが豚足の店を運営する社長になっていたが、その中でも少年ドンソクを抑え続けていた階級はそのままだった。ドンソクが子供の頃抜け出そうともがいた、そして抜け出したと思っていた故郷では高い壁も、喪失感も依然として存在した。これに向き合ったイ・ソジンは静かな部屋の中で揺れ動く眼差しだけで内面を見事に表現し、視聴者を悲しませた。

契約恋愛で再会したドンソクとヘウォンだが、互いに惹かれる気持ちは抑えられない。ちょっとしたデートの約束でもドンソクは身なりを整え、へウォンは新しい服を買って化粧をするなど、ときめく気持ちを表現しながら相手に向き合おうとしたものの、彼らの間に立ちはだかる大きな壁がまたひとつ登場すると予告され、15年ぶりに慎重に始まった彼らの恋愛がどんな展開を見せるのか関心が高まっている。

記者 : クォン・ジヨン