新人グループ“お姉さんたち”…「気が強そう?私たち、おっちょこちょいです」

OSEN |

写真=イドゥンエンターテインメント
「天使を探して~サバ」と歌いながらお尻を振るダンスでトップに君臨していたグループRoo'Ra(ルーラ)出身のキム・ジヒョンが再び活動を開始する。今回は心強い二人の妹たちと一緒だ。キム・ジヒョンとニキータ、ナミによるグループ“お姉さんたち”が結成された。

「Roo'Raではないグループでステージに立つことにプレッシャーを感じます。少し不安ですが、心強いメンバーたちが傍で支えてくれるので上手く乗り越えられると思います。これからまだ道のりは長いですが、心はリラックスしています。曲を発表する前はとても不安でしたが、今は安らかな気持ちです」(キム・ジヒョン)

数え年で43歳のキム・ジヒョンと30代半ばのニキータとナミは、他のダンスグループとは比べられない年齢で目を引く。それほど彼女たちは多彩で豊富な経験を誇っている。末っ子のナミは2007年にデビューしたボーカルグループBlack Pearlのリーダーとして活躍し、2008年にはプロジェクトグループCOLOR PINKとしてステージに立った。また、活動後はボイストレーナーの道に進むために約1年間勉強したという実力のあるメンバーだ。また、ニキータはセクシー歌手ミナの実の妹で、2011年にミナと一緒にデビューし、中国での活動に向けて準備していた中でキム・ジヒョンに誘われ、お姉さんたちに加入することになった。

「2人とも最初は私のオファーを断ったんです(笑) 最初の提案から1年ほど経ってからグループを結成しました。正直なところ、私も止めようかと思いました。芸能人ということが私には身に余る大変なことだったんです。一般人に戻りたいという気持ちがありました。でも気付けばまたこうして出てきました。ずっとこの世界に惹かれる何かがあるんです。不思議ですね」(キム・ジヒョン)

「ジヒョン姉さんが一緒にやろうと提案してくださった時は恐くて断りましたが、姉さんが上手くやっているところを見て再び夢を抱きました。姉さんと一緒なら大丈夫だと思いました」(ナミ)

セクシー歌手を代表するキム・ジヒョンを筆頭にした3人。そのせいか彼女たちには“気の強いお姉さんたち”というイメージが早くから出来上がっていた。「私たちの写真を見ただけで気が強そうと思われがちですが、私たちは本当にホダン(しっかりしているように見えて抜けている人)です(笑) それぞれ個性がはっきりしていてニキータはいつもテンションが高く、ナミは低い方です。私は言葉数が少ない方ですが、二人と一緒にいると女性アイドルと一緒にいるような感じがします。私は年齢のこともあり朝は少し疲れ気味ですが、二人は疲れた様子もなくお喋りをしています」(キム・ジヒョン)

誤解を解くように見てみると、「老狐」という曲のタイトルも強烈だ。一般的に年老いた女性を卑下する時に使う傾向の強い単語の組み合わせである。「私も最初は反対しました。『歳を取っていたって私たちはまだ大丈夫なのに、何故よりによって老いた狐なの?』と思いました。歌詞から伝わる雰囲気は良くないかもしれませんが、韓国的なメロディーとビートが好きです。年齢を問わずカラオケで簡単に歌える曲になれば良いなと思います」(ナミ)

「年下の彼氏の反応ですか? 良いと言ってくれました。中毒性があって良いそうです。まだ配信しかされていない状態ですが、早くも飲食店で曲が流れているので不思議です」(キム・ジヒョン)

ガールズグループが溢れる洪水の中、お姉さんたちグループというユニークなコンセプトを掲げたお姉さんたち。「たくさん悩みましたが、二人がよく付いて来てくれるので有り難いです。どの道、私たちはアイドルと対決するわけではありませんから、気楽にやっていこうと励ましました。どこに行っても馴染める隣のお姉さんのようなグループになりたいです」(キム・ジヒョン)

「ガールズグループですか? むしろ気楽に構えています。私たちは差別化されているからです。人は人、私は私です。私たちは私たちのことをやろうと思います(笑)」(ニキータ)

白いタイツ姿のお姉さんたち。気楽に聞ける曲とお姉さんたちの熟練された振り付けのポイントが面白さを倍増させるだろう。「Roo'Raの時よりも振り付けが多いです(笑) 私たちには熟した魅力が必要だと思います。私たちが指先を動かす時、若い子たちのそれとは確実に違うはずです。色気が滲み出たら良いなと思います」(キム・ジヒョン)

「私たちのグループをもっと広く知ってもらうために韓国の全国至るところを訪れる予定です。本当の隣のお姉さんのように、ファンたちと共感できる場を設けたいです。セクシーさだけを強調するのではなく、身近に感じるお姉さんグループとして、後輩の前でも格好良いグループでありたいです」(キム・ジヒョン)、「Roo'Raのセクシーレジェンドであるキム・ジヒョンの名を傷つけないように、これから成長する姿をお見せします」(ニキータ、ナミ)

記者 : クォン・ジヨン