RAIN、EXOのクリス、ユ・アイン…セレブのパンツスタイルBEST10

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スタイル・アワード パンツスタイル BEST10

セレブたちはいつ、どこに行っても注目の的だ。そのため、彼らにとってファッションはより重要なものになりつつある。今月「@star1(アットスタイル)」が選定したファンション王たちをここに公開する。

ファン・ボラ

大きな目と厚い唇が魅力的な女優ファン・ボラ。さり気なくグラマラスなボディラインで、セクシーな魅力まで備えている。最近、フレンチシックルックが人気のようだ。彼女も、派手なようでナチュラルなドレスアップスタイルを選択した。ルーズな白のTシャツにレザースキニーパンツ、ユニークなジッパーのアンクルブーツ、そこに暖かくてボリュームのあるモノトーンのストライプファーコートを違和感なく合わせて着飾ったようで飾っていないスマートなファッションを披露した。

チェ・ジョンアン

最近、KBS 2TVドラマ「総理と私」で自信に満ちた総理室の公報室長役で、やはりチェ・ジョンアンと評価された彼女も、ファッショナブルなセレブの一人として挙げられる。ファッションがユニークだったりポップではないが、彼女のイメージに合ったシンプルかつモダンな女性らしい衣装をよく着る。チャコールグレーのタートルネックのニットに灰色のスキニージーンズを合わせた彼女は、サイハイブーツ(太ももまでの長さのブーツ)でさらにスリムなボディラインを見せつけた。ストラップを手に絡めたバッグと、肩に羽織った黒のテイラードコートが彼女の自信をさらに高めているようだ。


ポン・テギュ

自分だけの個性でテレビドラマと映画で様々な演技を披露している俳優ポン・テギュは、ファッションにも彼ならではの魅力が盛り込まれている。彼特有の可愛い雰囲気を表すのにぴったりなカジュアルでナチュラルなストリートファッションがポン・テギュのスタイルだ。ギンガムチェックシャツの上にスウェットシャツを重ね着して、マフラーをぐるぐるに巻いた。下に合わせたカーキ色のチノパンは、少し着古してしわになっているが、ナチュラルな彼のスタイルにピッタリな完璧なバランスとなっている。そして、先の丸いスニーカーとキャンパスバッグで仕上げた。ここでのポイントは、シャツを外に出してアクセントとして活用していることだ!

チェ・ガンヒ

最強の童顔と言えば思い浮かぶ女優、チェ・ガンヒ。彼女のファッションスタイルも様々だ。時にはガーリーに、また時にはボーイッシュに、正反対のイメージのファッションもうまく着こなす。ある映画の試写会に出席した時のチェ・ガンヒは、大人のキャリアウーマンのイメージにハマっているようだった。まるでジャンプスーツのように見える白のトップスとハイウエストパンツで視線を引いた。さらに、黒のワイドベルトでウエストマークして、さらに足を長く見せる視覚効果を与えた。鞄とスカーフを無造作に手に持った姿までクールにきまっている。

キム・ミニ

ファッショニスタとして絶対に外すことのできない、女優キム・ミニ。モデル出身という名にふさわしく、ファッションセンスを思う存分発揮している。特に、30代に入って成熟した雰囲気が加わり、そのファッションはさらに進化しつつある。先日、映画の試写会を訪れた彼女は、顎のラインまで覆う灰色のハイタートルネックのニットにクリーム色のスラックスを合わせ、その上にマニッシュなチェック柄のロングコートを羽織ってスタイリッシュな姿を見せた。ここにブラウンのクラッチバッグとピンヒールでシックでありながらもフェミニンなスタイルを完成させた。まるでセリーヌ(CELINE)のコレクションを思い浮べる完璧なコーディネートだった。合わせにくい色を組み合わせたこと自体が、ファッションに対する自信を感じさせる。この感覚をこれからも失わないでほしい。


ユ・アイン

俳優ユ・アインは、自信満々というよりも唐突という表現が相応しいほど、行動と言葉がよどみない。俳優として選択する役柄でもそれは感じられる。ファッションも同じだ。ある時はボーイッシュだったのが、ある時はマニッシュだったり、タフだったりする。底の見えない魅力のように、着こなすことのできるファッションもそれだけ限りがないということだろうか。先日空港を訪れたユ・アインは、タートルネックのニットにキルティングされたレザージャケット、ここに普通であればデニムパンツを合わせがちだが、意外にもフォーマルなスラックスを選択した。男らしくも無駄がなく、シンプルな姿だった。これだけならファッショニスタ、ユ・アインとは言えない。アウトソール(靴底)がユニークなブラウンのローファーを選択して、ポイントを与えたのだから。


イ・ユンジ

いつも小奇麗で女性らしい姿を見せていた女優イ・ユンジが変わった。黒のオーバーサイズのトップスに、最近の人気アイテムの一つであるデニムのオーバーオールを選択したのだ。そこに、ボンボン付きの帽子まで被ってみせた。だからと言ってスニーカーを合わせたのだろうという安易な想像は禁物だ。バックルストラップとワイルドなデザインがおてんばルックともよく似合うブーティを選択したのだから。その上、溌剌としたポーズまで!


RAIN(ピ)

軍服務を終えて戻ってきたRAINは、短期間でアルバムの準備を終えて、再び華やかなカムバックを披露した。軍隊に行ってきたからだろうか。さらに男らしくなったRAINは、ファッションにも多少の変化があるようだ。RAINと言えばタフで強いイメージのファッションを主に思い浮かべるが、最近のRAINはもう少しソフトになった。ナチュラルに流れるウェイブヘアに、ブラウンカラーのウールトレンチコートの襟を立てて、ロールアップしたストレートのデニムパンツとオックスフォードシューズ、そこに緑色の靴下で色のポイントを与えた。彼が立っている場所がまるでロンドンのような気がするのはなぜだろうか。


EXOのクリス

グループEXOのメンバークリスはあまりにもメンバー数が多く、自分だけの個性で目立たなければならないアイドルグループの中でファッションリーダーを務めている。アイドルまたはヒップホップと言えば思い浮かぶアイテムを、適切にうまく合わせた。白いロゴプリントでポイントを与えたフライトジャケットとスウェットシャツ、ユニークなのはパンツのレイヤードだ。レザーパンツに大胆なプリントが目立つズボンを重ね、彼だけのヒップホップファッションを完成させた。アイドルに必須のスニーカーとバンダナ、キャップも忘れなかった。その上、長身に素晴らしいプロポーションも一役買っている。


チョン・リョウォン

チョン・リョウォンは役者として定着するまでの間、彼女にずっと付いて来たタイトルの一つが“ファッショニスタ”という言葉だった。演技はもちろんのこと、彼女のスタイルもファンの関心を引く上で一役買ったと言っても過言ではない。ブークレ(表面に輪状の糸(ループ)が出るよう加工された糸のこと)のムートンジャケットに、少しルーズなダメージスキニージーンズを合わせた彼女は、マニッシュでタフなアンクルブーツとビビッドなオレンジ色のクラッチバッグでファッションに活気を与えた。化粧気のない顔だが、恥ずかしい部分が一切ないとは、やはりファッションで一番大事なのは自信のようだ。

記者 : ノ・ヘナ、写真 : NEWSEN