中国版「相続者たち」側“リメイクではない…韓国の俳優をキャスティングしている”

TVREPORT |

写真=SBS
中国のインターネット上で話題になっている中国版「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)が、韓国ドラマ「相続者たち」の正式リメイクドラマではないことが明らかになった。

中国のインターネット上では最近、中国版「相続者たち」が制作されるというニュースが大きな話題を集めた。中国版「相続者たち」が数日間ポータルサイトのリアルタイム検索ワードランニングにランクインするなど、現地ファンの関心の高さを証明した。Sina.comなどの現地メディアによると、有名プロデューサーリ・シャオフンが中国版「相続者たち」の制作を担当しているという。

中国版「相続者たち」は2014年、リ・シャオフンがf(x)ビクトリア主演の中国ドラマ「繭鎭奇案」と共に制作に注力するドラマだと知られている。制作者側によると、主演としてすでにウィ・シャオトゥンとカン・チンツなどの中華圏スターをキャスティングし、二人の韓国俳優のキャスティングを巡って最終議論を行っている。

一方で制作者側はこのドラマはSBSドラマ「相続者たち」のリメイクドラマではないとはっきりと明かした。リ・シャオフン側は29日、中国の重慶商報を通じて「完全に新しい物語で、韓国の『相続者たち』のリメイクドラマではない。タイトルが似ているだけだ」と釈明した。このドラマのタイトルは「継承人」で、「相続者たち」の中国語タイトルである「継承者們」と非常に類似している。タイトルについて制作者側は「ドラマを企画した1~2年前からこのタイトルだった」と説明した。

このドラマは、近く中国の広西壯族自治区の北海でクランクインされるというニュースが伝えられた。現地で活動する制作スタッフおよび韓国俳優のための通訳チームを構成しているという話も出ている。これに対して中国の制作者側は「まだ確実ではない。決まったら発表する」と明かした。

記者 : パク・ソリ