「太陽がいっぱい」ユン・ゲサン、初撮影のスチールカットを公開…純粋な考試生のオーラ

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KBS 2TV新月火ドラマ「太陽がいっぱい」(脚本:ホ・ソンへ、演出:ペ・ギョンス、チョン・ウソン、キム・ジョンヒョン)に出演する俳優ユン・ゲサンのスチール写真が9日午前に公開された。

8日午後、ドラマの序盤に描かれるタイでのエピソードを撮影するために出国した俳優たちと制作スタッフのニュースが話題となった「太陽がいっぱい」の男性主人公ユン・ゲサン(チョン・セロ役)が初撮影を行ったのだ。

第1話に登場するこのシーンは、一生懸命に勉強をしながらバイトをして生活費を稼ぐ考試生(各種国家試験を準備する受験生のこと)セロの純粋な姿が収められている。自転車に洗濯物を載せて「洗濯~!」と叫びながら街中を走る熱血青年ユン・ゲサンの姿が視線を引きつける。

チョン・セロはタイで起きた銃器殺人事件で人生のすべてを失った人物。外交官試験を準備していた純粋な過去を捨て、冷笑的な宝石ディーラーとして生まれ変わることを予告しただけに、セロの素朴な日常は今後の変化に対する期待を高める。

初の撮影に参加したユン・ゲサンは台本を完璧に理解したのはもちろん、相手俳優との演技呼吸もきめ細かくチェックする姿で作品とキャラクターに対する愛情を見せた。終始明るい姿で撮影に臨みながら気持ちのいいスタートを切ったという。

「太陽がいっぱい」のある関係者は「詐欺師である父親と一緒に海外を転々としながら子供時代を過ごしたセロにとって外交官試験は平凡な人生を生きるための唯一の脱出口だった。夢が多く、情熱的だった青年セロと冷たい国際的なディーラーに変わったセロまで、極端から極端へ走る2種のキャラクターを披露するユン・ゲサンの熱演を楽しみにしてほしい」と伝えた。

「太陽がいっぱい」はタイでダイアモンドをめぐり起きた銃器殺人事件で父はもちろん人生の全てを失った男性チョン・セロと愛する婚約者を失った女性ハン・ヨンウォン(ハン・ジヘ)の恐るべき因縁を描いた作品である。「総理と私」の後番組として2月10日に韓国で初放送され、現在タイで撮影を行っている。

記者 : イ・ウイン