【REPORT】ユン・サンヒョン、Acoustic Live“少年”を開催!情熱的な歌声で観客を魅了

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(C)CJ E&M Japan
ユン・サンヒョンが12月12日と14日の2日間、東京、大阪で「Acoustic Live“少年”」を開催。今回、12月12日東京・Zepp Tokyoの様子をレポート。

オープニングではコンサートのテーマでもあるユン・サンヒョンの“少年”時代の映像が流れ、今の面影をそのまま残した端正な顔立ちの少年時代の写真が次々とスクリーンに映し出されると、会場からは歓声とともにうっとりとため息がこぼれた。

会場は自然を感じる緑と青のペンライトで埋め尽くされ熱気が高まる中、ユン・サンヒョンが颯爽と登場。1曲目にはドラマ「シークレット・ガーデン」のOST「涙の跡」そしてドラマ「お嬢さまをお願い」のOST「ロマンス」を続けて歌い、アコースティックギターの音色とユン・サンヒョンの美声が響き渡り会場をしっとりと包んだ。
「こんにちは、お久しぶりです。風邪を引いてないですか?」と、久しぶりの再会に嬉しそうな様子でファンに問いかけた。「今日は“少年”の心を忘れずに頑張ります。皆さんソニョ(少女) になってください!」と語りかけると、瞬く間に歓声が広がった。

「一番好きな曲です」と紹介し、日本デビュー曲の「最後の雨」を熱唱。会場にいた全員が歌声に酔いしれた。そして「Find a paradise」でムードをさらに高める。
2 ndシングルのカップリング曲「夏のトランク」は、歌詞を夏から冬に変え、「あ〜浮かんで消える 冬の君 冬の恋~」と会場のファンとともにアカペラで熱唱。ドラマ「ルル姫」のOST「愛した」は、今回初披露。貴重な歌声に歓声が広がった。

少年時代は「チャンナンクロギ(いたずらっ子)」だったと話すと、客席からは「(日本語で)やんちゃ^^!」との声も飛び交った。またユン・サンヒョンは、「犬に例えるとビーグル。山に行ったり川に行ったりしました。『未来少年コナン』が大好きで、未来を夢見て強いコナンになりたいと思っていた。」と少年の頃の夢を語った。少年時代の性格について「とても明るい少年でした。今も明るいですが(笑)」と話し、和やかなムードに包まれた。

(C)CJ E&M Japan
主演を務めたドラマ「お嬢様をお願い」の挿入歌「愛はどうすることもできないね」は甘く切ないシーンを彷彿とさせる歌声でしっとり歌い上げた。そして「この広い世界に」、ドラマ「僕の妻はスーパーウーマン」で話題沸騰となった「Never Ending Story」、2 nd シングルの「誓い」を披露。またニューアルバム「少年」の中から「U-Turn」を初披露し、大きな歓声を浴びた。

間に公開された映像では、キューバに訪問した時の様子が流れ、自然体で現地の人たちと交流する姿がファンを引き付けた。
その後、衣装チェンジしたユン・サンヒョンがタンクトップ姿で登場。さらに歓声が上がる中、「Precious」「二人の夏物語-Never ending summer-」、そして自身が大好きと語るMr.Childrenの「365日」を歌った。
日本デビューから活動を支え、今は天国にいる日本人マネージャーの為に中西保志「だから憶えている」を捧げ、歌い上げた。歌い終えると、長い間支えてくれたマネージャーへの感謝と悲しみで胸を詰まらせる様子を見せた。

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そしてクリスマスももう間もなくということで、クリスマスの定番ソング「ホワイト・クリスマス」の1フレーズをアカペラで熱唱し、会場を一気に盛り上げると、山下達郎の「クリスマス・イブ」を歌い、会場は華やかなクリスマスムードに包まれた。
「悲しみにさようなら」、中西保志の「悲しみのためじゃない」。そして、趣味である登山の際には欠かせないというお気に入りのMr.Children「擬態」、Flower「涙」を熱唱。

アンコールにはTシャツにデニム、キャップというラフな姿で登場。「シークレット・ガーデン」のオスカー役のユン・サンヒョンが劇中で歌った「Liar」を披露し“オスカーダンス”で会場を盛り上げた。そして最高潮に盛り上がりを見せる中、「明日」を熱唱。客席に向かって丁寧に挨拶をし、「ありがとうございます!」と熱い余韻を残したままステージを後にした。

終始、ユン・サンヒョンらしい茶目っ気たっぷりの人柄がにじみ出るトークを展開。通訳を任されたギターのナ・スンチョル氏とのユーモアいっぱいの掛け合いに会場は爆笑、そしてファンとのコミュニケーションも積極的にとり、アットホームな雰囲気が繰り広げられた。
全22曲、時に情熱的に、時にしっとりと歌い上げるユン・サンヒョンの姿に、会場は強い一体感に包まれていた。心を震わす独特のビブラート、圧倒的な歌唱力で完璧に魅了したユン・サンヒョン。会場にいたファンからは「本当にあっという間だった」「また見たい」など……ユン・サンヒョンと過ごしたこの時間に感謝し、早くも次の公演に期待する声が聞こえた。

(C)CJ E&M Japan
2013年 ユン・サンヒョン Acoustic Live“少年”
2013年12月12日(木) Zepp Tokyo

【セットリスト】
01. 涙の跡 (ドラマ「シークレット・ガーデン」OST)
02. ロマンス (ドラマ「お嬢さまをお願い」OST)
03. 最後の雨
04. Find a paradise
05. 夏のトランク
06. 愛した
07. 愛はどうすることもできないね
08. この広い世界に
09. Never Ending Story
10. 誓い
11. U-Turn
12. Precious
13. 二人の夏物語‐Never ending summer‐
14. 365日 (原曲:Mr.children)
15. だから覚えている (原曲:中西保志)
16. Christmas Eve クリスマス・イヴ (原曲:山下達郎)
17. 悲しみにさよなら
18. 悲しみのためじゃない (原曲:中西保志)
19. 擬態 (原曲:Mr.children)
20. 涙 (原曲:Flower)
-アンコール-
21. Liar (ドラマ「シークレット・ガーデン」OST)
22. 明日

■韓国100%エンターテインメントチャンネル【Mnet】
タイトル:2013年 ユン・サンヒョン Acoustic Live“少年”
2013年 Mnet Japan制作 / 60分 / Mnet Japan独占放送
本放送:2014年2月9日(日) 午後11:00~深夜0:00
再放送:2014年2月10日(月) 深夜1:30~2:30、2014年2月15日(土) 午後2:30~3:30
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記者 : Kstyle編集部