SUPER JUNIOR ヒチョルらが激白!私生ファンはスターにとって怪物?

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写真=JTBC「ソル戦」スクリーンショット
私生ファン(サセンペン)とは一体なんだろうか。韓国の国語辞典には載っていないが、時事常識辞典には登場する。そこで定義されている私生ファンとは、公式ファンクラブとは異なる秘密のネットワークを持ち、非公開のインターネットコミュニティやスマートフォンでのグループチャットなどを介してスターのスケジュールを共有し、スターを追いかけ続ける熱狂的なファンである。スターにとって私生ファンは本当にファンなのだろうか?

今月12日に放送されたJTBC「ソル戦」の「芸能審判者」には、MCのキム・グラ、パク・ジユン、カン・ヨンソク、ホ・ジウン、イ・ユンソク、SUPER JUNIOR ヒチョルなどが出演した。この日「朝貢(チョゴンファン:高価なプレゼントやお金を好きな芸能人に贈るファン)から私生まで、大韓民国のファンの生き方」というテーマでトークを繰り広げた。

ヒチョルは「プライベートな空間に踏み込んで来た場合、私生ファンとみなす。メイクをしなくてもいいところにファンが現れるのは本当に嫌だ」とし、「私生ファンを避けるため、追撃戦はもちろん、交通事故まで。危険な瞬間が何度もあった」と話した。

キム・グラは「アイドル私生ファンの始まりは、SMエンターテインメントからだったといえる」とし、H.O.T.のメンバームン・ヒジュンを例としてあげた。ムン・ヒジュンの場合、寝ている間も私生ファンに見られていたそうだ。

実際、ある時事常識辞典には「韓国で過度に私生活を追うファン文化は、H.O.T.以降から増え、2000年代に入ってから私生ファンという用語が生まれるに至った」と説明している。

最近、私生ファンの行動で悩まされているEXOにも言及された。つい先日もEXOは、オンラインゲームの音声ファイル流出、私生ファンとのメールのやり取りの流出など、被害を受けてきた。マスコミに公開された事件だけでも深刻なレベルだ。

パク・ジユンは「EXOのメンバーはトイレに行くことも大変で、交代で見張りをするという」と伝えた。ヒチョルも「本当に尋常ではない。僕もマイケル・ジャクソンのように体を斜めにして、隠しながら用を足すほどだ」と苦渋を吐露した。

ヒチョルは私生ファンについて「私生にはファンという言葉を付けてはならない」と言い切った。自ら経験した当事者がこう語るほどだ。もう私生は“ファン”ではなく、“怪物”に変質している。

政治と芸能に対する評論を組み合わせた時事教養番組「ソル戦」は、キム・グラ、カン・ヨンソク、イ・チョルヒなどが進行する1部の「ハードコアニュース破り」、キム・グラ、パク・ジユン、カン・ヨンソク、ホ・ジウン、イ・ユンソク、SUPER JUNIOR ヒチョルなどが進行する2部「芸能審判者」で構成されている。韓国で毎週木曜日の午後11時から放送されている。

記者 : ファン・ジヨン