カン・ホドン「裸足の友達」放送終了はピンチなのか?チャンスなのか?

OSEN |

カン・ホドンがリーダーを務めるバラエティ番組がまた1本、放送を終了する。

SBS「ニュー!日曜日は楽しい-裸足の友達」(以下「裸足の友達」)が、韓国で17日の放送を最後に終了する。意欲的に日曜日のバラエティに合流したカン・ホドンは、わずか7ヶ月間で「K-POPスター」シーズン3にその席を譲り渡す。今年3月のKBS 2TV「ホドン&チャンミンのMoonlightプリンス」(以下「Moonlightプリンス」)に続き、8月にMBC「黄金漁場-ヒザ打ち導師」(以下「ヒザ打ち導師」)、今回の「裸足の友達」まで放送終了となり、カン・ホドンにはSBS「スターキング」とKBS 2TV「ホドン&チャンミンの芸・体・能~めざせ!ご当地スポーツ王~芸体能」(以下「芸・体・能」)の2本のレギュラー番組しか残らないことになった。

「裸足の友達」の放送終了は、事実上時間の問題だった。放送初期からフォーマットそのものが揺るぎ、放送の間ずっと視聴率1桁台を免れることができなかった。かつてカン・ホドンと一緒にSBS「ニュー!日曜日は楽しい-Xマン」のヒットをリードしたチャン・ヒョクジェプロデューサーが加わり、再び栄光の再現を期待したが、力不足だった。視聴率低迷とお茶の間の酷評の中、結局放送終了となる「裸足の友達」は、果たしてカン・ホドンにとってピンチとなるのか、それとも新しいチャンスにつながるのか。

とりあえず、現状だけを見るとカン・ホドンの立場ではレギュラー番組が次々と終了するこの状況が愉快で有利だとは言えないだろう。2011年9月、思わぬ税金過少納付事態で暫定引退を宣言する前まで“国民のMC”であり、バラエティの神様と呼ばれた彼だ。その後、約1年ぶりにやっと復帰したが「Moonlightプリンス」「ヒザ打ち導師」など、出演した番組が相次いで放送終了し、今回の「裸足の友達」まで終わってしまい、どうしても力が抜けてしまうのが事実だ。

2012年8月、SM C&Cと専属契約を締結することで電撃カムバックしてから、いつの間にか1年間があっという間に過ぎた状況の中で、長寿MCとして活躍している「スターキング」と地道な好評の中で確実に定着した「芸・体・能」がなかったら?カン・ホドンとしては考えるだけで冷や汗が出る危機的状況だ。

よって、現在までの結果から見ると、カン・ホドンの危機説が再び台頭することも無理ではない。「裸足の友達」の放送終了が報じられると、放送業界とネットユーザーの間では、彼に対する懸念と疑問が再び浮上している。しかし、事実上カン・ホドンにとって「裸足の友達」の放送終了は痛いが、急がれる(?)課題だったとの分析も出ており、興味深い。

地上波TV局の関係者は「カン・ホドンにとって『裸足の友達』の持続は、かなりのリスクを抱えることだっただろう」とし「一緒に出演するパートナーとの義理を重視し、責任感の強い性格から『裸足の友達』を軌道に乗せるために一生懸命に努力した。しかし、色々な面で環境が良くなかった。むしろ放送終了がカン・ホドンにとっても負担を自然な形で減らせるチャンスだ」と語った。

同関係者はまた「今回の放送終了をカン・ホドンのピンチと見ることもできるが、むしろ本人の立場からは新しいチャンスが開く」とし「カン・ホドンは依然として、バラエティ関係者なら一緒に仕事をしたい人物の第1位だ。彼のノウハウと手腕は、他の追随を許さない。むしろ新しい番組や青写真を持ってオファーを送る制作スタッフが多いだろう。地上波に限らず、様々な方面で未来を模索することもできるはずだ」と見込んだ。

果たしてカン・ホドンが「裸足の友達」の放送終了と共にまた違うチャンスをつかみ、一部の危機説を打破することができるのか見守りたい。

記者 : ユン・カイ