YGサバイバル番組「WIN」脱落チームは本当に解散?

OSEN |

YG ENTERTAINMENT(以下YG)の新人ボーイズグループを選抜するサバイバル番組「WHO IS NEXT: WIN」(以下「WIN」)が、25日の最終バトルだけを残している中、当初の予定通り脱落したチームは解散されるのかをめぐり、熱い関心が寄せられている。

今までYG側は、脱落したチームは必ず解散するとしながらサバイバルの緊張感を高めてきた状況。YGのヤン・ヒョンソク代表は今月の頭、OSENの電話取材に対し「今回『WIN』の勝利チームの審査を100%視聴者投票に任せたので、その決定と判断に必ず従い、約束を守ることが最も重要だ」と伝えていた。

これに先立ちヤン代表は「WIN」の制作発表会で、勝者はすぐにデビューし、敗者は解散やデビュー延期になると予告した。彼はここから一歩前進し「最終優勝チームが決まれば、負けたチームは解散することが正しいだろう」と決めた。YGによると、最終バトル前日となる24日まで、この意志に変わりはないという。

しかし、現在Aチーム(カン・スンユン、イ・スンフン、ソン・ミノ、キム・ジヌ、ナム・テヒョン)とBチーム(B.I、ジュネ、ジナン、BOBBY、ユニョン、ドンヒョク)のメンバーたちは、実力とビジュアルをもとに多くのファンをつけた状況だ。ファンたちはネットに請願サイトを開設し、11人が同時にデビューするか、対決で負けたチームもデビューさせる案を所属事務所に要求している。「WIN」が韓国だけでなく、中国を中心としたアジアの国々でも人気を集めているだけに、海外ファンの署名運動も進められている。

12日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)タイムスクエアで開催されたハイタッチ会には、約3000人にいたるファンが集まり、彼らの人気を実感させた。まだデビューもしていない練習生に向けられた、異例の関心だ。

つまり、大衆性を無視できないボーイズグループであるだけに、YGにとってもファンのこのような反応を完全に無視するわけにはいかないと見られる。

「WIN」は、長い人では3年もYGのトレーニングシステムを受けた11人の練習生がAとBチームにわかれ、熾烈なバトルを展開するリアルサバイバル番組だ。25日に生放送の舞台で最後のバトルを繰り広げる。勝利したチームは8年ぶりに披露するYGの新人グループ「WINNER」としてデビューする。

最終バトルは3つのミッションで構成される。第1次ミッションは自作曲、第2次ミッションはダンス、第3次ミッションは同じ楽曲に違った編曲を行うことだ。特に第3次ミッションはYGの代表プロデューサーのTEDDYに楽曲で、メンバーがメロディと歌詞を書かなければならない難しい課題であり、期待を集めている。

「WIN」のAチームとBチームが繰り広げる最後のバトルの舞台は25日、ソウル松坡(ソンパ)区芳夷洞(バンイドン)にあるオリンピック公園、SKオリンピックハンドボール競技場にて、午後9時から2時間の生放送で行われ、韓国のMnet、KM、OnStyle、O'liveなど4つのチャンネルやポータルサイトDaumを通じて同時生中継される。

記者 : イム・ヨンジン