「バスケットボール」ト・ジハン&チョン・ドンヒョン&チ・イルジュ、実際のバスケの実力は…?

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tvN新月火ドラマ「バスケットボール」に出演する俳優たちが実際のバスケットボールの実力を明らかにした。

14日午後、ソウル論硯洞(ノンヒョンドン)で行われた「バスケットボール」の制作発表会で、貧困層出身のスター選手カン・サン役を演じる俳優ト・ジハンは、「ドラマに接するまでは、バスケットボールをやったことがなかった。バスケットボールに疎いので、ドラマをしながら一番心配したのもバスケットボールだった。最初から監督に話したが、『じゃあ、頑張って作り上げていけばいいじゃないか』と言われた」と話を切り出した。

続いてト・ジハンは、「4月から基本的なドリブルをはじめ、週3回グループレッスンも受けたし、1対1でコーチからも学んだ。適当な場所がなく、漢江(ハンガン)蚕院(チャムォン)地区で毎日1時間半から2時間ずつ練習した。カン・サンにおいて、恋と成功のきっかけとなるのが全てバスケットボールだが、僕もバスケットボールが好きになったら難なくこのキャラクターに近づくことができた。指を怪我するなど苦労もしたが、ドラマが終わってもバスケットボールを続けたい」と話した。

一方、カン・サンの宿命のライバルでヨンヒ専門学校のエース、ミン・チホ役の俳優チョン・ドンヒョンは、ドラマにキャスティングされるために嘘も辞さなかったことを打ち明けて笑いを誘った。演出を担当したクァク・ジョンファン監督が「ミン・チホ役の俳優がなかなか見つからず悩んだ末に、モデルたちに顔が広いデザイナーの紹介でチョン・ドンヒョンに会ったが、『バスケットボールが非常にうまい』と嘘をついた」と話したのだ。

この言葉にしばらく恥ずかしげに笑っていたチョン・ドンヒョンは「実は『バスケットボール』がバスケットボールを扱ったドラマだということは知っていたが、わざとクァク・ジョンファン監督に会った時はどのようなドラマか知らないと話し、『好きなスポーツは?』と聞かれてバスケットボールが好きでうまいと答えた。実は、子供の頃から友達とバスケットボールをすれば下手だと言われたし、生まれてこの方バスケットボールをやった記憶は5回もない。それでも、キャラクターが本当に気に入ったし、本当にやりたかったので嘘をついた」と説明した。

続いてチョン・ドンヒョンは「それに、学校では演劇映画が専攻で、副専攻はホテル経営学だが、撮影序盤に期末テストが重なり、さらに練習する時間がなかった。撮影をしながらト・ジハンや他の俳優たちにも、僕のせいで色々と苦労を掛けた。そのような面で、監督と俳優たちには申し訳なく思っている。でも、まだバスケットボールをするシーンの撮影がたくさん残っているのでもっと練習に励み、これからの撮影には完璧な姿で取り組みたい」と覚悟を示した。

最後にカン・サンが所属するキョンイン紡績チームで一緒にプレイをするイ・ホンギ役の俳優チ・イルジュもやはり、実際のバスケットボールの実力派はそれほど高くないことを打ち明けた。チ・イルジュは「一度、他の俳優たちとバスケットボールの実力をテストする機会があったが、それが原因で(ドラマから)クビになりそうなくらい下手だった。監督の憂慮を受けて、撮影セットの中のバスケットボールコートで暇がある度に練習をして、週に3回は集まって練習を続けた」と話した。

「バスケットボール」は、1948年のロンドン五輪でバスケットボールでベスト8入りした選手たちの実話をもとにしたドラマだ。日本統治地時代だった1940年代、激動する時代とぶつかり合いながら成長していく若者たちの青春の物語を描いた。「漢城別曲-正」「チュノ~推奴~」のクァク・ジョンファン監督がメガホンをとり、ト・ジハン、イエリヤ、チョン・ドンヒョン、Wonder Girls イェウン、チョン・インソン、コン・ヒョンジン、キム・ウンスなどが出演する「バスケットボール」は、21日午後10時から韓国で初放送される。

記者 : イ・ミナ、写真 : イ・ジョンミン